コンクリート柱-梁 (111)

Tekla Structures
2021
Tekla Structures

コンクリート柱-梁 (111)

[コンクリート柱-梁 (111)] では、コンクリート柱と 2 本の副コンクリート梁の間のジョイントが作成されます。梁は、柱に接続されたコンソールの上に配置されます。

作成されるオブジェクト

  • コンソール
  • ネオプレンス トリップ
  • プレート
  • アンカー バー
  • チューブ
  • ソケット

使用方法

状況 説明

コンクリート柱と 2 本のコンクリート梁の間のコンソール ジョイント。

コンクリート柱と 1 本のコンクリート梁の間のコンソール ジョイント。

選択順序

  1. メイン部材 (柱) を選択します。
  2. 最初の副部材 (梁) を選択します。
  3. 副部材 (梁) を選択します。
  4. マウスの中ボタンをクリックしてジョイントを作成します。

[ピクチャー] タブ

コンソールの形状と寸法、サポート プレートとナオプレン レイヤーを定義する場合は、[ピクチャー] タブを使用します。

[部材] タブ

コンソールのプロパティ、ネオプレン レイヤーおよびオプションのプレートを定義する場合は、[部材] タブを使用します。

オプション 説明

接続部幅

コンソールの部材マークの頭文字および開始番号、材質、名前、クラス、およびコメントを定義します。

[ピクチャー] タブで幅を定義します。

値を入力しない場合、幅は梁の幅と同じです。

柱に接続

コンソールを柱にどのように接続するかを選択します。

デフォルト値は [部材合成] です。

[無視] オプションは、コンソールがフリー部材であり、コンポーネントの他の部材に接続されないことを意味します。

接続部を生成

コンソールのプロファイル タイプを選択します。

デフォルト値は [ポリゴンプレート] です。

[ポリゴンプレート] を選択すると、コンソールが [ポリゴンプレート] コマンドを使用して作成されます。

[梁] を選択すると、コンソールが [梁] コマンドを使用して作成されます。

ネオプレン

ネオプレン レイヤーのプロパティ。

梁とコンソールの間に、衝撃を吸収し、音を減衰するためのネオプレン プレートを作成できます。

台形型のネオプレン ブロックを使用する場合、定義された厚さが、柱側の厚さになります。

ネオプレン to

ネオプレン レイヤーを接続する部材と、ネオプレンを接続する方法を選択します。

デフォルト値は [梁][溶接] です。

[ネオプレンに孔を開ける]

ネオプレン部材に孔を開ける方法を選択します。

デフォルト値は [ボルト] です。

[ネオプレンの孔径]

ネオプレン部材の孔径。

デフォルトでは、ネオプレン部材に孔サイズは、コンソールの孔と等しくなります。

このデフォルトの孔のサイズを上書きする値を入力します。

ネオプレン レイヤーを梁ごとに別々に分割するかどうかを選択します。

[水平プレート]

水平プレートのサイズとプロパティ。

プレートは、ネオプレン部材の下に配置されます。

[垂直プレート]

鋼材垂直プレートのサイズとプロパティ。

プレートはコンソール側に配置されます。

柱にプレートを追加

プレートを柱に接続する方法を選択します。

デフォルト値は [溶接] です。

[アンカー] タブ

アンカー バー、ナットとワッシャ、注入管のプロパティを定義し、これらの部材をコンソールまたはメイン部材に接続する方法を選択する場合は、[ジョイント] タブを使用します。

オプション 説明

アンカー バー

アンカー バーのプロファイル。

[アンカー バー] タブで、バーの長さと数を指定します。

鉄筋タイプ

鉄筋タイプを選択します。

アンカー

アンカー バーを接続する部材と、アンカーを接続する方法を選択します。

デフォルト値は [柱][溶接] です。

アンカー 全て同じ L

アンカー バーをすべて同じ長さにするかどうかを選択します。

下部断面

プロファイル カタログからプロファイルを選択します。

ワッシャー

ワッシャーのプロファイル。

[アンカー バー] タブで、ワッシャの厚さを指定します。

ナット

ナットのプロファイル。

[アンカー バー] タブで、ナットの高さを指定します。

[ワッシャとナットをアンカーに溶接]

ワッシャーとナットをアンカーに溶接するかどうかを選択します。

[チューブ上端]

アンカーの丸孔を作成するためのチューブ埋込み材。

チューブ上端は、ナットの下部レベルから開始されます。

[チューブ下端]

アンカーの丸孔を作成するためのチューブ埋込み材。

チューブ プロファイルの高さは、[アンカーバー] タブで変更できます。

梁へのアンカー周囲のチューブ

アンカー周囲のチューブを梁に接続する方法を選択します。

デフォルト値は [溶接] です。

チューブ 全て同じ L

チューブをすべて同じ長さにするかどうかを選択します。

チューブ配置基準

チューブを柱、梁の上部、または梁の下部に合わせて配置するかどうかを選択します。

パイプ周辺の断面図の作成

パイプの周囲にカットを作成するかどうかを選択します。

[アンカー バー] タブ

アンカー バーの寸法と位置を定義する場合は、[アンカー バー] タブを使用します。

説明
1 アンカー バーの長さ、孔径、上部オフセット。
2 アンカー バーの数、距離、縁端距離。
3 アンカー バーの配置オプション。

梁が柱に揃っていない場合に役立ちます。

4 梁の孔のタイプを選択します。

デフォルト値は [丸] です。

タイプを [丸] に設定した場合、左側の 2 つのボックスを使用して孔径を定義します。

タイプを [四角形] に設定した場合、左側の 4 つのボックスを使用して角切り落しの寸法を定義します。

5

チューブ プロファイル、ナットとワッシャーの高さ。

6 アンカー バーとカット

デフォルト

アンカー バーが作成されます。アンカーの孔が作成されます。

アンカー バーが作成されます。孔が作成されません。

孔だけが作成されます。アンカーは作成されません。

アンカー バーのみ作成されます。孔が作成されません。

コンクリート梁の切り取り部。アンカー バーが作成されます。孔が作成されません。

[アンカー バー梁 2] タブ

アンカー バー、ナット、ワッシャーと 2 番目の副梁の注入管のプロパティを定義するには、[アンカー バー梁 2] タブを使用します。2 番目の副梁に作成されるアンカー バーのデフォルト プロファイルは、[アンカー] タブで作成されるアンカーのものと同じです。

オプション 説明
アンカー バー アンカー バーのプロファイル。

[アンカー バー] タブで、バーの長さと数を指定します。

鉄筋タイプ 鉄筋タイプを選択します。
下部断面 プロファイル カタログからプロファイルを選択します。
ナット ナットのプロファイル。

[アンカー バー] タブで、ナットの高さを指定します。

ワッシャー ワッシャーのプロファイル。

[アンカー バー] タブで、ワッシャの厚さを指定します。

チューブ上端

チューブ プロファイル。

アンカーの丸孔を作成するためのチューブ埋込み材。

チューブ上端は、ナットの下部レベルから開始されます。

チューブ下端

チューブ プロファイル。

アンカーの丸孔を作成するためのチューブ埋込み材。

チューブ プロファイルの高さは、[アンカーバー] タブで変更できます。

説明

1

アンカー バーの長さ、孔径、上部オフセット。

2

梁の孔のタイプを選択します。

タイプを [丸 (neg.vol.)] に設定した場合、左側の 2 つのボックスを使用して孔径を定義します。[丸 (neg.vol.)] がデフォルト値です。

タイプを [円形 (ドリル)] に設定した場合、左側の 2 つのボックスを使用して孔径を定義します。

タイプを [四角形] に設定した場合、左側の 4 つのボックスを使用して角切り落しの寸法を定義します。

[ソケット] タブ

ソケット アンカーを作成するかどうか、接続方法とソケット アンカーの寸法および位置を定義する場合は、[ソケット] タブを使用します。

[ソケット] タブでソケットを生成した場合、[アンカー] タブのアンカー バーは自動的にソケットと見なされます。

オプション 説明

ソケットを生成

ソケットを生成するかどうかを選択し、含める部材を選択します。

主部材にソケットを接続

ソケットをメイン部材に接続する方法を選択します。

ジョイント ロッド接続材

ロッドと接合プロファイルの間の接続方法を選択します。

鉄筋タイプ

ロッド タイプを選択します。

脚回転

ソケットの方向を選択します。右側のボックスに角度を入力できます。

接合プロファイル

ロッド

接合プロファイルとロッドのプロパティ。

部材名コンポーネント

カスタム部材を使用してソケットを作成する場合、[ソケットを生成] リストで [カスタム部材] オプションを選択します。次に、コンポーネントを参照し、オプションのリストを使用してカスタム部材を配置します。
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