鉄筋カタログ ビューの整理
[鉄筋カタログ] ダイアログ ボックスの鉄筋カタログ ビューは、必要に応じて、作業方法に合わせて整理できます。たとえば、鉄筋定義のグループ化方法の変更、特定のプロパティ列の非表示、プロパティ列の順序の変更などを行うことができます。また、定義をフィルター処理して、星や注記でマークすることもできます。
これらの方法のいくつか (プロパティによるグループ化、プロパティ列の表示と非表示、列の順序の変更、フィルター処理、および星付け) は、[鉄筋の選択] ダイアログ ボックスでも同じように動作します。鉄筋オブジェクトのプロパティの [サイズ] ボックスの横にある [...] をクリックするか、コンポーネント ダイアログ ボックスで鉄筋定義を選択すると、[鉄筋の選択] ダイアログ ボックスが開きます。
[鉄筋カタログ] または [鉄筋の選択] ダイアログ ボックスの下部にあるステータス バーには、次のような有用な情報が表示されます。
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選択したグループ内の定義の数。
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定義のグループ化に使用するプロパティ。
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定義の並べ替えに使用するプロパティ。
矢印シンボルは、並べ替え順序が昇順 か降順 かを示します。
[鉄筋カタログ] ダイアログ ボックスでは、ステータス バーに選択した定義の数も表示されます。
ダイアログ ボックス レイアウトに加えた変更は、..\Users\<user>\AppData\Local\Trimble\Tekla Structures\<version>\Catalogs\ フォルダー内の rebar_catalog.settings.UI ファイルに自動的に保存されます。このダイアログ ボックスを次回開くと、Tekla Structures により保存したレイアウトが使用されます。
カタログ リボンの表示と非表示の切り替え
必要に応じて、[鉄筋カタログ] ダイアログ ボックスおよび [鉄筋の選択] ダイアログ ボックスでリボンの表示と非表示を切り替えることができます。
デフォルトでは、リボンは [鉄筋カタログ] ダイアログ ボックスでは表示されますが、[鉄筋の選択] ダイアログ ボックスでは非表示になっています。
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リボンを表示するには、(ホーム) リボン タイトル バーの右端にある下矢印 をクリックします。
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リボンを非表示にするには、(ホーム) リボン タイトル バーの右端にある上矢印 をクリックします。
鉄筋定義のグループ化の変更
鉄筋カタログで鉄筋定義をグループ化する際のプロパティを選択できます。デフォルトでは、鉄筋定義は等級別にグループ化されます。
カタログ ビューのプロパティ列の操作
プロパティ列の表示と非表示を切り替えたり、列の順序、並べ替え順序、幅を変更したりすることにより、[鉄筋カタログ] ダイアログ ボックスおよび [鉄筋の選択] ダイアログ ボックスで鉄筋カタログ ビューを整理できます。
[星] 列は常に表示され、非表示にすることはできません。
これを | 実行するには |
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プロパティ列の表示と非表示の切り替え |
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プロパティ列の順序の変更 |
列ヘッダーを新しい位置にドラッグします。 |
プロパティ列の並べ替え順序の変更 |
列見出しをクリックします。 列ヘッダーの横にある矢印シンボルは、並べ替え順序が昇順 か降順 かを示します。 2 つのプロパティと 2 つの列で値を並べ替えるには
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プロパティ列のサイズ変更 |
この列ヘッダーと次の列ヘッダーの間の縁端をドラッグします。例: 各列の最も長い値が表示されるように、 [列の幅を揃える] をクリックして表示される列の幅を調整することもできます。 |
鉄筋定義のフィルター処理
[鉄筋カタログ] ダイアログ ボックスと [鉄筋の選択] ダイアログ ボックスの両方で、鉄筋定義をフィルター処理できます。フィルター処理を、並べ替えなどの他の方法と組み合わせて使用して、鉄筋カタログ ビューに表示される定義の数を絞り込むことができます。
鉄筋定義への星の追加
重要なまたは優先する鉄筋定義を星でマークすると、後でこれらの定義を簡単に見つけることができます。黄色の星印が付いている定義は、鉄筋カタログの [星付き] グループに表示されます。星付けはユーザー固有のため、自分にしか表示されません。
星付け設定は、rebar_catalog.settings.user.<username> ファイル内の現在のモデル フォルダーに保存されます。<username> サフィックスはユーザー名です。
星を付けた定義がある場合、[鉄筋カタログ] グループが選択された状態で [星付き] ダイアログ ボックスが開きます。
鉄筋定義への注記の追加
[鉄筋カタログ] ダイアログ ボックスで、鉄筋定義に注記を追加できます。注記を使用して、キーワードやその他のメタデータを定義に追加できます。
たとえば、ステンレスや耐酸性のような注記を使用できます。
注記はモデル固有で、現在のモデル フォルダー内の rebar_catalog.settings ファイルに保存されます。