JP 小梁ガセット B (185)

Tekla Structures
2021
Tekla Structures

JP 小梁ガセット B (185)

[JP 小梁ガセット B (185)] では、フル デプス ガセット プレートを使用して大梁と小梁を接合します。ガセット プレートはメイン梁ウェブとフランジに溶接され、副梁ウェブにボルト接合されます。梁は、水平にすることも勾配を付けることもできます。メイン梁ウェブの反対側にスチフナー プレートを作成できます。

作成されるオブジェクト

  • ガセット プレート (1 面または 2 面)

  • スチフナー (オプション)

  • ボルト

  • 溶接

適用

状況

説明

フル デプス ガセット プレート。

フル デプス ガセット プレート。

副部材が傾斜しています。

フル デプス ガセット プレート。

副部材に傾斜が付けられ、斜めに接続されています。

フル デプス ガセット プレート。

副部材はオフセットされます。一部のボルトが削除されています。

選択順序

  1. メイン部材 (大梁) を選択します。

  2. 副部材 (梁) を選択します。

    副部材を選択すると、ジョイントが自動的に作成されます。

部材の識別キー

説明

1

ガセット プレート

2

スチフナー

[画像] タブ

[ピクチャー] タブを使用して、ガセット プレートの位置、梁フランジおよびウェブのカットを制御します。

寸法

1

メイン部材フランジの端部からガセットプレートの端部までの距離。

2

メイン部材フランジの端部からガセットプレートの端部までの距離。

3

副部材のカット。

副部材をカットすると、メイン部材と副部材の間にギャップが作成されます。

4

副部材フランジに対して行われるストリップのサイズ。

フランジのカットは、ガセットプレートの端部を始点として定義されます。

梁端部カット

梁の端部をカットする方法を定義します。梁は、側面から見たものです。

オプション

説明

標準

このオプションは、オートデフォルトによる変更が可能です。

自動

副部材に10°未満の傾斜がある場合は、梁の端部が直角にカットされます。それ以外の場合、梁の端部は斜めにカットされます。

梁の端部を直角にカットします。

梁の端部がメイン部材にあわせてカットされます。

直角にカットしてメイン部材ウェブの近くに配置

梁の端部を直角にカットし、梁をメイン部材ウェブの近くに配置します。

クリッピングされたフランジ

梁の端部でフランジの角をカットします。

梁ウェブのカット

梁ウェブの端部をカットする方法を定義します。梁は、上から見たものです。

オプション

説明

標準

このオプションは、オートデフォルトによる変更が可能です。

副部材の梁端部に斜めのカットが作成されている場合に、ウェブの端部に斜めのカットを作成します。

副部材の梁端部に斜めのカットが作成されている場合でも、ウェブの端部に直角のカットを作成します。

梁フランジカット

梁フランジの端部をカットする方法を定義します。梁は、上から見たものです。

オプション

説明

標準

このオプションは、オートデフォルトによる変更が可能です。

フランジの端部は斜めにカットされます。

フランジの一部は直角にカットされ、一部は斜めのままです。

梁の下フランジ カット

オプション 説明

デフォルト

フランジ カット

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

ノッチ

ガセット プレートがフランジと交差する場合、副部材の梁の下部がノッチ処理されます。

ノッチの半径と高さを入力します。

フランジ カット

ガセット プレートが副部材の梁フランジと交差する場合、副部材の梁フランジのガセット プレートと同じ側がカットされます。

ガセット プレートのカット

副部材フランジ カットの寸法を入力します。

ガセット プレートの形状

オプション 説明

デフォルト

角切り

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

角切り

開先側

[プレート] タブ

[プレート] タブを使用して、ガセット プレートのサイズ、位置、番号、および形状を制御します。

ガセット プレート

オプション 説明

タブ プレート

ガセット プレートの厚さ、幅、および高さ。

オプション

説明

デフォルト

マーク

部材マークの頭文字および開始番号。

一部のコンポーネントには別のフィールド行があり、そこに製品マークを入力できます。

デフォルトの部材開始番号を定義するには、[ファイル] メニュー > [設定] > [オプション][コンポーネント] 設定で設定します。

材質

材質の等級。

デフォルトの材質を定義するには、[ファイル] メニュー > [設定] > [オプション][コンポーネント] 設定を開き、[材質] フィールドで設定します。

名前

図面およびレポートに表示される名前。

ガセット プレートの位置

オプション 説明

デフォルト

手前側ガセット プレート

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

自動

手前側ガセット プレートまたは向う側ガセット プレートがコンポーネントによって自動的に選択されます。メイン部材と副部材の間の角度が 90° 未満のときは、副部材側にガセット プレートが作成されます。

手前側ガセット プレート

手前側と向う側のガセット プレート

向う側ガセット プレート

ガセット プレートの方向

オプション

説明

デフォルト

四角形

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

自動

四角形

傾斜

副梁の方向に沿ってガセット プレートに傾斜が付けられます。ガセット プレートの両側の垂直縁端が副梁の端部に対して平行に切断されます。

四角形

ガセット プレートの角処理

説明

1

ガセット プレートの角処理の垂直寸法。

2

ガセット プレートの角処理の水平寸法。

3

ガセット プレートの角処理の半径。

4

角処理タイプを選択します。

プレートの内側の角処理

説明

1

ガセット プレートの角処理の水平寸法。

2

ガセット プレートの角処理の垂直寸法。

3

ガセット プレートの角処理の半径。

4

角処理タイプを選択します。

[スチフナー] タブ

[ガセットスチフナー] タブを使用して、スチフナー プレートの寸法、方向、位置、およびタイプを制御します。

ウェブ スチフナー プレートの寸法

オプション

説明

ウェブ スチフナー

ウェブ スチフナー プレートの厚さ、幅、および高さ。

オプション

説明

デフォルト

マーク

部材マークの頭文字および開始番号。

デフォルトの部材開始番号を定義するには、[ファイル] メニュー > [設定] > [オプション][コンポーネント] 設定で設定します。

材質

材質の等級。

デフォルトの材質を定義するには、[ファイル] メニュー > [設定] > [オプション][コンポーネント] 設定を開き、[材質] フィールドで設定します。

名前

図面およびレポートに表示される名前。

スチフナーの作成

オプション

説明

デフォルト

スチフナーは作成されません。

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

完全

メイン部材のウェブと同じ高さのフル スチフナーを作成します。

[ガセットプレートによって決定]

Tekla Structures では、ガセット プレートのサイズに基づいてスチフナーのサイズが決定されます。スチフナー プレートとせん断タブの下端は、可能であれば Tekla Structures により同じ高さに維持されます。

部分的

スチフナー プレートとメイン部材の下フランジの間にギャップを残します。

スチフナーは作成されません。

スチフナーの方向

オプション

説明

デフォルト

スチフナーは副部材に対して平行になります。

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

スチフナーはメイン部材に対して直交方向に作成されます。

スチフナーは副部材に対して平行になります。

角処理寸法

説明

1

角処理の水平寸法。

2

角処理の垂直寸法。

3

角処理タイプを選択します。

[ボルト] タブ

[ボルト ] タブを使用して、ガセット プレートを副部材に接続するボルトのプロパティを制御します。

ボルト グループの寸法

説明

1

水平方向のボルト グループの位置の寸法。

2

ボルト縁端距離。

縁端距離とは、ボルトの中心から部材の端部までの距離です。

3

ボルト本数。

4

ボルト間隔。

ボルト間隔の値はスペースを使用して区切ります。ボルト個々の間隔を示す値を入力します。たとえば、3 つのボルトがある場合は、2 つの間隔値を入力します。

5

垂直方向のボルト グループの位置の寸法。

6

垂直方向のボルト グループ位置の寸法を測定する方法を選択します。

  • [上]: 副部材の上端から一番上のボルトまで。

  • [中]: ボルトの中心線から副部材の中心線まで。

  • [下]: 副部材の下端から一番下のボルトまで。

7

ボルト グループから削除するボルトを指定します。

削除するボルトの番号を入力します。複数のボルト番号を入力する場合は、スペースで区切ります。ボルトには、左から右、上から下の順に番号が付与されています。

千鳥ボルト

オプション

説明

デフォルト

千鳥なし

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

千鳥なし

千鳥タイプ 1

千鳥タイプ 2

千鳥タイプ 3

千鳥タイプ 4

ボルト グループの方向

オプション

説明

デフォルト

四角形

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

自動

四角形

千鳥

ボルトが副部材の向きと平行に千鳥状に留められます。

四角形

四角形のボルト グループが水平に配置されます。

傾斜

四角形のボルト グループが副部材の方向に沿って傾斜して配置されます。

ボルトの基本プロパティ

オプション

説明

デフォルト

ボルト サイズ

ボルト径。

使用可能なサイズは、ボルト セット カタログに定義されています。

ボルト セット名

コンポーネント内で使用するボルト セット名です。

使用可能なボルト セットは、ボルト セット カタログに定義されています。

呼びに加える値

ボルトと孔の間のギャップです。

部材内ネジ

軸ボルトを使用する場合に、ボルト留め部材の内側にねじ山を収めるかどうかを指定します。

頭なしボルトを使用する場合は無視されます。

はい

現場/工場

ボルトの取り付け作業を行う場所です。

現場

長孔

長孔、調整孔、小さな孔を定義できます。

オプション

説明

デフォルト

1

長孔の垂直寸法です。

0。丸孔になります。

2

長孔の水平寸法、または調整孔のクリアランスです。

0。丸孔になります。

孔タイプ

[長孔] では、長孔が作成されます。

[調整孔] では、調整孔または小さな孔が作成されます。

[孔なし] では孔は作成されません。

長孔の回転

孔のタイプが [長孔] の場合、このオプションによって長孔の向きが指定されます。

長孔部材

長孔が作成される部材。このオプションは、該当するコンポーネントによって異なります。

ボルト セット

選択したチェック ボックスによって、ボルト セットに使用されるコンポーネント オブジェクト (ボルト、ワッシャー、およびナット) が定義されます。

孔のみを作成する場合は、チェック ボックスをすべてオフにします。

既存のコンポーネントのボルト セットを変更するには、[変更の結果] チェック ボックスをオンにし、[変更] をクリックします。

ボルト長を増やす

ボルト長をどれだけ増やすかを指定します。たとえば、塗装でボルト長を増やす必要がある場合に、このオプションを使用します。

[一般] タブ

詳細を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。

[一般] タブ

[解析] タブ

詳細を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。

[解析] タブ

溶接

詳細を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。

溶接の作成

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