フォルダーの検索順序
モデルを開くと、Tekla Structures によって、特定のフォルダーから特定の順序で関連ファイルが検索されます。
ファイルを適切なフォルダーで管理することが重要です。Tekla Structures により関連ファイルが見つかると、その時点で、検索が終了します。これは、それよりも下位の検索順序で見つかった同じ名前を持つファイルは無視されることを意味します。
フォルダーの検索順序は以下のとおりです。
フォルダー |
以下によって定義される |
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現在のモデル |
開いているモデル |
プロジェクト |
詳細設定 XS_PROJECT。 プロパティ ファイルがプロジェクト フォルダーの下のユーザ定義サブフォルダーに格納されている場合、Tekla Structures は、サブフォルダーでファイルをアルファベット順に検索します。最初の関連付けられたファイルが選択されます。その後、選択されたファイルと同じサフィックスとプレフィックスが付いたファイル名のファイルはそれぞれ無視されます。無視されたファイル名は、エラー ログに保存されます。 |
企業 |
詳細設定 XS_FIRM。 プロパティ ファイルが企業フォルダーの下のユーザ定義サブフォルダーに格納されている場合、Tekla Structures は、サブフォルダーをアルファベット順に検索します。最初の関連付けられたファイルが選択されます。その後、選択されたファイルと同じサフィックスとプレフィックスが付いたファイル名のファイルはそれぞれ無視されます。無視されたファイル名は、エラー ログに保存されます。 |
システム |
詳細設定 XS_SYSTEM |
Tekla Structures は、一定のファイルについてこの検索順を厳密に適用しません。例外を以下に示します。
例外を以下に示します。
ファイル (タイプ) |
検索順序 |
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システム フォルダー ( |
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カタログ |
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システム フォルダーには、カスタマイズしたファイルを保存しないでください。システム フォルダーにカスタマイズしたファイルを保存すると、ソフトウェアの新しいバージョンへのアップグレード時に問題が生じたり、不要な作業に時間を取られる結果になります。