テンプレート属性ファイル(contentattributes.lst)
テンプレート属性はオブジェクトプロパティを表します。テンプレート属性を値フィールド、式、行ルール内で使用して、必要なデータをTekla Structuresデータベースから取得できます。
テンプレートを出力すると、属性は、Tekla Structuresにより対応するオブジェクトプロパティの実際の値で置き換えられます。たとえば、属性WEIGHT
をレポートテンプレートに含めた場合、Tekla Structuresではモデルオブジェクトの重量がレポートに表示されます。
テンプレート属性は次のファイルに定義されます。
ファイル名 | 解説 |
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contentattributes.lst | これは、実際の属性定義を格納するすべてのファイルを含むコンテナファイルです。 Tekla Structures の新しいバージョンをインストールすると、このファイルはインストール中に上書きされます。更新の前に、このファイルのコピーを必ず作成してください。 通常は、contentattributes.lstを変更する必要はありません。管理者以外のユーザーは変更しないでください。 |
contentattributes_global.lst | このファイルには、プログラムにハードコーディングされている属性が含まれます。このファイルは編集しないでください。 |
contentattributes_userdefined.lst | このファイルには、objects.inpファイルに定義されたものと同じユーザー定義情報が含まれます。 Tekla Structures の新しいバージョンをインストールすると、このファイルはインストール中に上書きされます。テンプレートおよびレポートで独自の属性を使用するには、このファイルのコピーを作成し、必要な属性をそのファイルに追加します。 |
デフォルトでは、これらのファイルは..\Program Files\Tekla Structures\<version>\nt\bin\TplEd\settings にありますが、この場所は環境によって異なる場合があります。
contentattributes.lstファイルの検索順序は以下のとおりです。
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モデルフォルダ
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XS_PROJECTによって定義されたプロジェクトフォルダ
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XS_FIRMによって定義された企業フォルダ
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XS_TPLED_INIによって定義されたフォルダ
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XS_TEMPLATE_DIRECTORY/settingsによって定義されたフォルダ