曲線形状の簡単な作成: ロフト プレートとロフト スラブの改良点

Tekla Structures
2020
Tekla Structures

曲線形状の簡単な作成: ロフト プレートとロフト スラブの改良点

Tekla Structures 2020 では、ロフト プレートとロフト スラブの作成がさらに強化されました。連続曲線作図オブジェクトを使用して、さらに複雑な曲線形状をモデリングできるようになりました。Tekla Structures 2019i では、ロフト パーツを作成するために、補助線、円弧、または円のみを使用できました。さらに、単品図内でロフト プレートを展開できるようになりました。

連続曲線ロフト パーツの例:

補助連続曲線を使用したロフト プレートまたはロフト スラブの作成

  1. ピックした点を通る、必要な補助連続曲線を作成します。連続曲線には、直線セグメントや曲線セグメントを含めることができます。ロフト部材の形状は、補助連続曲線の形状に基づいています。

    接線形状を持つロフト パーツを作成するには、補助連続曲線ツールバーで [接点を基準に円弧を作成] または [接線を作成] オプション を使用します。

    直線セグメントのみを含むロフト パーツを作成するには、[ラインを作成する] オプション を使用します。

  2. 連続曲線の作図オブジェクトを使用して、ロフト プレートまたはロフト スラブの作成を開始します。

    • ロフト プレートを作成するには、鋼材 > プレート > ロフト プレートの作成 をクリックします。

    • ロフト スラブを作成するには、コンクリート > スラブ > ロフト スラブの作成 をクリックします。

  3. 表示されたツールバーでボタンをクリックし、2 つの連続曲線の作図オブジェクトを使用して部材を作成するか、補助連続曲線と点を使用して作成するかを指定します。

    • 2 つの連続曲線の作図オブジェクト を使用してロフト パーツを作成します。

      1. 最初の連続曲線の作図オブジェクトを選択します。

      2. 2 番目の連続曲線の作図オブジェクトを選択します。

      3. Tekla Structures では、選択した連続曲線間にロフト部材が作成されます。

        両方とも接線である限り、連続曲線のセグメントが同じ数である必要はありません。

    • 1 つの連続曲線の作図オブジェクトと点 を使用して、ロフト部材を作成します。

      1. 連続曲線の作図オブジェクトを選択します。

        Tekla Structures に、部材の形状のプレビューが表示されます。ロフト部材の方向と高さを設定するには、プレビューを使用します。

      2. 点を指定します。

        Tekla Structures では、プレビューに基づいてロフト部材が作成されます。

  4. ロフト部材の形状を変更する場合は、直接変更寸法ハンドルと寸法の値を使用します。

ロフト プレートの展開

単品図でロフト プレートを展開できるようになりました。

展開は、単一の形状から単一の形状に作成されたロフト プレート、および接線の連続曲線ロフト プレートで機能します。

単一の形状から単一の形状に作成された展開されたロフト プレートの例:

接線の展開された連続曲線ロフト プレートの例:

役に立ちましたか?
前へ
次へ