曲線形状の簡単な作成: ロフト プレートとロフト スラブの改良点
Tekla Structures 2020 では、ロフト プレートとロフト スラブの作成がさらに強化されました。連続曲線作図オブジェクトを使用して、さらに複雑な曲線形状をモデリングできるようになりました。Tekla Structures 2019i では、ロフト パーツを作成するために、補助線、円弧、または円のみを使用できました。さらに、単品図内でロフト プレートを展開できるようになりました。
連続曲線ロフト パーツの例:
補助連続曲線を使用したロフト プレートまたはロフト スラブの作成
-
ピックした点を通る、必要な補助連続曲線を作成します。連続曲線には、直線セグメントや曲線セグメントを含めることができます。ロフト部材の形状は、補助連続曲線の形状に基づいています。
接線形状を持つロフト パーツを作成するには、補助連続曲線ツールバーで [接点を基準に円弧を作成] または [接線を作成] オプション を使用します。
直線セグメントのみを含むロフト パーツを作成するには、[ラインを作成する] オプション を使用します。
-
連続曲線の作図オブジェクトを使用して、ロフト プレートまたはロフト スラブの作成を開始します。
-
ロフト プレートを作成するには、
をクリックします。 -
ロフト スラブを作成するには、
をクリックします。
-
-
表示されたツールバーでボタンをクリックし、2 つの連続曲線の作図オブジェクトを使用して部材を作成するか、補助連続曲線と点を使用して作成するかを指定します。
-
2 つの連続曲線の作図オブジェクト を使用してロフト パーツを作成します。
-
最初の連続曲線の作図オブジェクトを選択します。
-
2 番目の連続曲線の作図オブジェクトを選択します。
-
Tekla Structures では、選択した連続曲線間にロフト部材が作成されます。
両方とも接線である限り、連続曲線のセグメントが同じ数である必要はありません。
-
-
1 つの連続曲線の作図オブジェクトと点 を使用して、ロフト部材を作成します。
-
連続曲線の作図オブジェクトを選択します。
Tekla Structures に、部材の形状のプレビューが表示されます。ロフト部材の方向と高さを設定するには、プレビューを使用します。
-
点を指定します。
Tekla Structures では、プレビューに基づいてロフト部材が作成されます。
-
-
-
ロフト部材の形状を変更する場合は、直接変更寸法ハンドルと寸法の値を使用します。
ロフト プレートの展開
単品図でロフト プレートを展開できるようになりました。
展開は、単一の形状から単一の形状に作成されたロフト プレート、および接線の連続曲線ロフト プレートで機能します。
単一の形状から単一の形状に作成された展開されたロフト プレートの例:
接線の展開された連続曲線ロフト プレートの例: