Tekla Model Sharing でのモデルの共有
Tekla Model Sharing でモデルの共有を始めるには、Trimble Identity を使用して Tekla Structures にログインする必要があります。まだログインしていない場合、Trimble Identity ログイン ダイアログ ボックスが表示されます。共有するモデルに他のユーザーを招待できます。
モデルの共有の開始
Tekla Model Sharing でモデルを共有し始めると、モデルのオーナーとなります。
モデルの共有を開始するには、従業員として組織に属している必要があります。外部ライセンスをお持ちの場合、モデルの所有権を持つことはできないため、モデルの共有を開始することはできません。従業員と外部ライセンス ユーザーの詳細については、「Trimble Identity および Tekla Online ライセンスの管理」を参照してください。
次にモデルを開くには、2 つの方法があります。
- Tekla Structures を起動したときの Tekla Structures 開始画面で、次のように操作します。
- [共有モデル] タブに移動し、Trimble Identityでログインします。
- [続ける] をクリックして、[共有モデル] ダイアログ ボックスを開きます。
- [このコンピューター上の共有モデルを表示] チェック ボックスをオンにして、モデルをリスト表示します。
- [参加] をクリックします。
[最近] または [すべてのモデル] タブで共有モデルを開くこともできます。インとアウトを行うには、Trimble Identity でログインします。
- [ ] から開きます。
新しいユーザーを共有モデルに招待する
Tekla Model Sharing でのユーザーの役割を変更する
ユーザーの役割は、共有モデルの表示および変更に関するユーザーの権限を定義するものです。Tekla Model Sharing のユーザーの役割は、オーナー、エディタ、プロジェクトビューワー、およびビューワーの 4 つです。Tekla Model Sharing でモデルを共有し始めると、モデルのオーナー となります。オーナー は、他のユーザーをモデルに招待し、4 つの役割のうち 1 つを付与できます。
4 つの異なる役割における権限を下の表に示します。
役割 | 権限 |
---|---|
オーナー |
オーナー の役割を持つユーザーは、次の操作を行うことができます。
1 つのモデルに対して複数のユーザーが同時にオーナー となることができます。モデルを共有し始めたオーナー は、選択したユーザーに オーナー の役割を付与できます。 |
エディタ |
エディタ の役割を持つユーザーは、次の操作を行うことができます。
|
プロジェクトビューワー |
プロジェクトビューワー の役割を持つユーザーは、次の操作を行うことができます。
プロジェクトビューワー の役割を持つユーザーは、次の操作を行うことができません。
プロジェクトビューワー の役割でモデルを開くと、Tekla Structures の再起動が必要になることに注意してください。 プロジェクトビューワー の役割における共有モデルでの権限は、プロジェクト ビューワー構成 で利用可能な機能に対応します。 |
ビューワー |
ビューワー の役割を持つユーザーは、次の操作を行うことができます。
ビューワー の役割を持つユーザーは、次の操作を行うことができません。
ビューワー の役割でモデルを開くと、Tekla Structures の再起動が必要になることに注意してください。 |
以下のいずれかの方法でモデルを共有から切り離すと、共有モデルへの自分のアクセス権限が解除されることに注意してください。
-
モデルを共有から除外 する ([モデルシェアリングから除外 ] コマンドを使用)
-
Tekla Structures の次のバージョンにアップグレードする
-
[名前を付けて保存] コマンドを使用してモデルを保存する
オーナー の役割を持つユーザーは、以下の手順でユーザーの役割を変更できます。
共有モデルからユーザーを削除する
オーナー の役割を持つユーザーは、共有モデルから不要なユーザーを削除できます。
ユーザーと共有操作に関する情報を表示する
Tekla Model Sharing のユーザー情報やモデルに対する基本的な共有操作を確認する場合、または新しいユーザーを共有モデルに招待する場合は、[ ] を選択して [ユーザー] ダイアログ ボックスを開きます。
オプション | 説明 |
---|---|
名前 |
ユーザーの名前。 |
電子メール |
ユーザーの電子メール アドレス。 |
役割 |
ユーザーの役割: オーナー、エディタ、プロジェクトビューワー、またはビューワー。 モデルを共有し始めると、モデルのオーナーとなり、他のユーザーの役割を設定できます。役割は、必要に応じて後で変更できます。 さまざまな役割を使用して、共有モデルに関するユーザーの権限を管理できます。 1 つのモデル内に複数のオーナーが存在してもかまわない点に注意してください。 |
参加済み |
招待されたユーザーがモデルに参加していることを示します。 |
日付 |
ユーザーがモデルに参加した日付。 |
変更者 |
ユーザーを招待したユーザーまたはユーザーの役割を最後に変更したユーザー。 |
前回の読み込み |
ユーザーが前回のインを行った日付。 |
↓ |
下矢印付きの数値は、共有サービスで使用可能な更新パケットの総数を示しています。 矢印の横の数値は、ユーザーがインしたパケットの数を示しています。 |
前回のアウト |
ユーザーが前回アウトした日付。 |
↑ |
上矢印付きの数値は、共有サービスで使用可能な更新パケットの総数を示しています。 矢印の横の数値は、ユーザーがアウトした前回のパケットの数を示しています。 |
|
選択したユーザーのモデルに対する権限を削除します。 オーナー の役割を持つユーザーのみ、共有サービスから他のユーザーを削除できます。 |