折梁展開面 (21)
[折梁展開面 (21)] では、溶接されたプレートを展開します。指定した場所に、展開されたプレートが作成されます。[折梁展開面 (21)] を使用して、たとえば [三角材 (19)] を使用して作成された三角プレートを展開します。展開されたプレートから製品図を作成することもできます。
作成されるオブジェクト
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展開されたプレート
適用
状況 |
説明 |
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展開された三角プレート |
制限事項
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[折梁展開面 (21)] は、ポリゴン プレートでのみ機能します。[折梁展開面 (21)] を使用して、梁または折れ梁を展開しないでください。
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すべてのプレートに同じデプス内位置を使用することをお勧めします。
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孔が含まれる複雑な面を展開するときに、エラーが発生することがあります。[大きいプレート] タブの [縁端を調整しない] オプションを使用することで、これを防ぐことができます。
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[折梁展開面 (21)] では、カット部材のカット、ライン カット、およびボルトが維持されます。角処理 (面取り) は維持されません。
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プレート間にギャップがないようにプレートが隣り合う必要があります。
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プレートは、隣接するプレートとして溶接する必要があります。溶接サイズをゼロにしないでください。
三角プレート間の溶接サイズが 0.0 に設定されている場合、[折梁展開面 (21)] では、溶接されたすべての三角プレートではなく、1 つの三角プレートのみを展開します。
必要に応じて、溶接サイズを使用して、展開された形状に切れ目を作成できます。たとえば、デフォルトの溶接サイズが 5.0 である場合に、ある溶接のサイズを 0.0 にすると、展開されたプレートに切れ目が 1 つ作成されます。
オプション |
説明 |
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1 |
展開された形状 |
2 |
展開された形状 |
選択順序
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展開されたプレート用の場所を選択します。
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三角プレートを選択します。
指定した場所に、展開されたプレートが作成されます。
[プレート] タブ
[プレート] タブを使用して、展開されたプレートの厚さと、展開されたプレートに三角プレートのプロパティを使用するかどうかを指定します。
オプション |
説明 |
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置換え |
展開されたプレートの厚さ。 値を指定しない場合は、三角プレートの厚さが使用されます。 |
オプション | 説明 | デフォルト |
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[マーク] |
部材マークの頭文字および開始番号。 一部のコンポーネントには別のフィールド行があり、そこに製品マークを入力できます。 |
デフォルトの部材開始番号を定義するには、[コンポーネント] 設定で設定します。 の |
[材質] |
材質。 |
デフォルトの材質を定義するには、[コンポーネント] 設定を開き、[材質] フィールドで設定します。 で |
[名前] | 図面およびレポートに表示される名前。 | |
[クラス] | 部材クラス番号。 |
オプション | 説明 |
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ゼロ溶接 |
ゼロ溶接で接続されたプレートを無視するかどうかを選択します。 |
折梁展開法 |
プレートの展開方法を選択します。
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プロファイル |
展開されたプレートに三角プレートのプロパティを使用する場合は、チェック ボックスの 2 番目の列を選択します。 [長方形から円 (17)] で作成したプレートを展開するときに、[長方形から円 (17)] で指定した製品位置番号を保持する場合は、[プロファイル] オプションの横の 2 番目のチェックボックスをオフにします。 |
名前 |
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材質 |
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クラス |
[大きいプレート] タブ
[大きいプレート] タブを使用して、展開されたプレートのタイプおよび精度を指定します。
オプション | 説明 |
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点の結合 |
点を追加または削除して、展開されたプレートの精度を指定します。 結果として得られる展開されたプレートの点を結合するかどうかを選択します。 |
範囲の結合 |
点を結合する場合に、結合の範囲を指定します。設定された値よりも相互に近接している点どうしが結合されます。
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定着先 |
最終プレートの接続方法を選択します。 |
展開されたプレートのタイプとオフセット
オプション |
説明 |
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タイプ |
1 つのプレート
1 つのプレートが作成されます。
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プレート
プレートが溶接されます。
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両方
1 つのプレートと、溶接されたプレートの両方が作成されます。
[両方] を選択する場合は、[オフセット] オプションを使用してプレート間の距離を指定できます。 |
オフセット
展開されたプレート間の距離を指定します。
縁端を調整しない
このオプションを選択すると、孔が含まれる複雑な面を展開するときに発生することがあるエラーを防ぐことができます。
[パラメータ] タブ
[パラメータ] タブを使用して、製品図の溶接の特別指示を定義します。
図面内のテキスト
オプション |
説明 |
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頭マーク |
製品図に表示するテキストの最初の部分。たとえば、角度= のように指定します。 |
表示形式 |
折梁展開のサイズを表示する形式。 |
接尾辞 |
製品図に表示するテキストの最後の部分。たとえば、度のように指定します。 |
[ユーザー定義情報] タブ
[ユーザー定義情報] タブを使用して、元のプレートから展開されたプレートに元のナンバリングおよびユーザー定義情報 (UDA) をコピーします。
オプション | 説明 |
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次のパラメーターを設定 |
元のプレートのプロパティを展開されたプレートのユーザー定義情報にコピーします。コピーするそれぞれのプロパティについてユーザー定義情報の名前を入力します。 |
次の UDA をコピー |
常に元のプレートから展開されたプレートにコピーするユーザー定義情報を指定します。 |
[周囲長方形] タブ
[周囲長方形] タブを使用して、展開後の領域または大きいプレートを囲む最も小さい長方形の長さと幅を計算します。
以下の例の図では、緑色の矢印で寸法を示しています。
オプション | 説明 |
---|---|
周囲長方形を計算 |
次のいずれかを選択します。
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長さの配置 UDA 幅の配置 UDA |
周囲長方形に使用する長さと幅のユーザー定義情報 (UDA) を入力します。 ユーザー定義情報を入力しないと、計算された長さと幅を保存することはできません。計算された寸法を保存するには、両方のユーザー定義情報を入力する必要があることに注意してください。 |
長方形プレート |
長方形のプレートは、展開されたプレートと同じ厚さ、部材位置番号、材質、名前、およびクラスになります。 [ユーザー定義情報] タブでプレートのユーザー定義情報を指定します。 |
オフセット |
展開されたプレートへの垂直オフセットを指定します。デフォルトでは、オフセットはゼロです。 |
長方形プレートのプロパティ
オプション | 説明 | デフォルト |
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[マーク] |
部材マークの頭文字および開始番号。 一部のコンポーネントには別のフィールド行があり、そこに製品マークを入力できます。 |
デフォルトの部材開始番号を定義するには、[コンポーネント] 設定で設定します。 の |
[材質] |
材質。 |
デフォルトの材質を定義するには、[コンポーネント] 設定を開き、[材質] フィールドで設定します。 で |
[名前] | 図面およびレポートに表示される名前。 | |
[クラス] | 部材クラス番号。 |