荷重の作成とグループ化

Tekla Structures
2020
Tekla Structures

荷重の作成とグループ化

このセクションでは、Tekla Structuresで使用できる各種の荷重タイプを紹介し、それらの作成方法とグループ化の方法について説明します。

Tekla Structuresには、以下の荷重タイプが用意されています。

荷重タイプ

解説

集中荷重

部材に関連付けることができる集中的な応力または曲げモーメント。

分布荷重

線形分布の応力またはねじり。デフォルトでは、点と点の間に連続して力が作用します。これらの点からのオフセットを設定した分布荷重を作成することもできます。分布荷重は部材に関連付けることができます。荷重のマグニチュードは、荷重長さ全体にわたってリニアに変化させることができます。

面荷重(変分布)

三角形または長方形で囲まれた線形分布の応力。領域の境界を部材にバインドする必要はありません。

面荷重(等分布)

ポリゴンで囲まれた等分布の応力。ポリゴンを部材にバインドする必要はありません。等分布面荷重では開口部を設定できます。

風圧力(W)

圧力係数によって定義される変分布面荷重。建物の高さおよびすべての側面に沿って設定されます。

温度荷重

  • 指定された部材に適用され、部材の軸方向伸長を生じる等分布の温度変化。

  • 部材の曲げの原因となる、1つの部材の2つの表面間の温度差

ひずみ

部材の初期軸方向膨張量または収縮量。

荷重解析が正しいことを保証するために、床に対する荷重には変分布および等分布の面荷重を使用してください。たとえば、梁のレイアウトが変わっても、梁への荷重がTekla Structuresによって自動的に再計算されます。個々の梁に対して集中荷重または分布荷重を使用すると、再計算は行われなくなります。開口部のある部材に対する荷重の場合も、変分布および等分布の面荷重がTekla Structuresによって自動的に分布されます。

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