Tekla Structures によって構造解析のために荷重組み合わせが作成されるときには、 で選択した建築基準が使用されます。
荷重グループ種別が同じである荷重を正確に組み合わせるには、互換インジケータ(数値)を使用して以下を指定する必要があります。
互換性のある荷重グループは、同時に作用することも別々に作用することもできます。連続する梁の異なるスパンに作用する積載荷重を複数の部分に分割する必要がある場合など、荷重グループが実際には1つの荷重になる場合があります。 Tekla Structures によって、荷重組み合わせに、1つ、複数、またはすべての互換荷重グループが含まれる場合もあれば、互換荷重グループが含まれない場合もあります。
互換性のない荷重グループは、常に1つしか作用しません。互換性のない荷重グループが同時に発生することはできません。たとえば、x方向からの風荷重はy方向からの風荷重と互換性がありません。荷重組み合わせでは、非互換グループの荷重グループは、 Tekla Structures によって一度に1つしか考慮されません。
Tekla Structures では、互換性の基本事項(自重は他のすべての荷重と互換性がある、積載荷重は風荷重と互換性があるなど)が自動的に適用されます。
Tekla Structures で、x方向の荷重がy方向の荷重と組み合わされることはありません。
互換インジケータは、デフォルトですべて0になっています。これは、 Tekla Structures が、建築基準の定義に従って荷重グループを組み合わせることを示します。