オーガナイザーでのオブジェクト プロパティの表示

Tekla Structures
2019
Tekla Structures

オーガナイザーでのオブジェクト プロパティの表示

オブジェクトブラウザー では、選択したモデル オブジェクトのプロパティを表示できます。 オブジェクトブラウザー には、モデルで選択したオブジェクトや選択したカテゴリーのオブジェクトが表示されます。オブジェクト プロパティは列に表示されます。列の順序および並び替え方向は変更できます。また、プロパティをグループ化して系統的にオブジェクト データを表示することもできます。

モデルの最新のプロパティ値を表示する場合、 オブジェクトブラウザー の [ ビューの再読み込み ] をクリックします。一度オブジェクトのプロパティを確認すると、そのプロパティは同期時に オーガナイザー データベース内で更新されます。

注:

オーガナイザー を同期する と、 オーガナイザー データベース内の変更されたオブジェクトのすべてのプロパティが更新されます。モデルで選択内容を変更したり、別のカテゴリーや別のプロパティ テンプレートを選択しても、 オブジェクトブラウザー を再読み込みする必要はありません。 オーガナイザー を同期すると、モデルに変更を加えるまでオブジェクト プロパティは最新の状態になります。

Tekla Structures の選択スイッチを使用して、モデル内の必要なオブジェクトを選択したり、製品 を選択したりできます。

オーガナイザー にオブジェクト プロパティを表示するには、次のようにします。

  1. [オーガナイザー] を開くには、リボンの [管理] をクリックし、 [オーガナイザー] をクリックします。
  2. モデル内でモデル オブジェクトを選択するか、[ カテゴリー ] でカテゴリーを選択します。
  3. オブジェクトブラウザー を再読み込み して、最新のオブジェクト プロパティ値を表示します。

モデル内で選択したオブジェクトまたはカテゴリーのオブジェクトを表示する

オブジェクトブラウザー のツールバーでは、自動選択 がデフォルトで選択されています。モデルまたはカテゴリーのオブジェクトが オブジェクトブラウザー に自動的に表示されます。カテゴリーを選択していた場合、そのカテゴリーにあるオブジェクトだけが オブジェクトブラウザー に表示されます。モデル内のオブジェクトを選択していた場合は、これらのオブジェクトだけが オブジェクトブラウザー に表示されます。

モデルのオブジェクトを表示するか、カテゴリーのオブジェクトを表示するかを制御する必要がある場合、自動選択をオフにできます。

  1. をクリックして、他の選択ボタンを有効にします。
  2. 使用するオプションを選択します。
    • モデルのオブジェクトを表示するにはをクリックします。
    • カテゴリーのオブジェクトを表示するにはをクリックします。

モデル内では、選択したカテゴリーのオブジェクトがデフォルトではハイライトまたは選択されない点に注意してください。

モデル内で選択したカテゴリーのオブジェクトを表示するには、カテゴリーの下部にあるリストから [ モデル内のオブジェクトを選択 ] または [ モデル内のオブジェクトをハイライト ] を選択します。

オブジェクト ブラウザーに表示されるオブジェクト数に上限値を設定する

モデルまたはカテゴリーで選択したオブジェクトが オブジェクトブラウザー に自動的に表示されない場合があります。 オブジェクトブラウザー に表示されるオブジェクト数には、事前定義された上限値があります。選択したオブジェクトの数が上限値を上回った場合、選択したオブジェクト数とオブジェクト表示の上限値が オブジェクトブラウザー に表示されます。

以下のいずれかの操作を行います。

  • オブジェクトを表示するには、をクリックします。

    オブジェクトブラウザー データベースに保存されているオブジェクトとオブジェクト プロパティが オーガナイザー に表示されます。

  • オブジェクト プロパティを再読み込みして、オブジェクトを表示するには、をクリックします。

    モデル内の更新されたオブジェクトとオブジェクト プロパティが オブジェクトブラウザー に表示されます。

  • たとえば、と、ボックスに数を入力することで、事前定義された上限値を変更します。次に、をクリックします。

    ボックスに入力した数が オブジェクトブラウザー のオブジェクト表示に関するデフォルトの上限値になります。

  • 他のオブジェクトまたはカテゴリーを選択します。

オーガナイザー 設定 で制限を設定することもできます。 オーガナイザー の右上隅の をクリックして [ 同期 ] タブに移動します。

別のプロパティ テンプレートを表示する

テンプレート リストから別のテンプレートを選択して、異なるテンプレートで同じオブジェクト選択を表示します。

デフォルトのプロパティ テンプレートを設定する

  1. オーガナイザー の右上隅の をクリックして、[ 設定 ] を開きます。
  2. プロパティ テンプレート リストからテンプレートを選択し、[ 既定値に設定 ] をクリックします。
  3. [ 変更 ] をクリックして選択内容を保存します。

[ 既定値に設定 ] ボタンは、デフォルト テンプレートを開いているときは表示されません。別のテンプレートを選択すると、ボタンが再度表示されます。

オブジェクト ブラウザーで現在のテンプレートを固定します。

テンプレートを固定すると、選択したテンプレートが オブジェクトブラウザー に常に表示されるようになります。

テンプレートを固定し、異なるカテゴリーを選択して オブジェクトブラウザー でモデル オブジェクトを表示すると、選択したカテゴリーに別のテンプレートが定義されていても、固定されたテンプレートが表示されます。これは、特定のテンプレートを使用してさまざまなカテゴリーを比較する場合に便利です。

をクリックして、 オブジェクトブラウザー で現在のテンプレートを固定します。

この場合でも、テンプレート リストから別のテンプレートを選択できます。 固定すると、最後に選択したテンプレートが表示されます。

をクリックして、テンプレートを解放します。

オブジェクト プロパティをグループ化する

  1. をクリックし、[ グループ ] を選択します。

    オブジェクトブラウザー にグループ化の結果の行が表示されます。

  2. プロパティ列の見出しを選択し、その列をグループ化の結果の行にドラッグします。
  3. グループ化の結果の行を非表示にするには、をクリックして [ グループ ] をクリックします。

詳細については、「 オーガナイザーでのオブジェクトプロパティのグループ化 」を参照してください。

製品の内容を表示する

  1. オブジェクトブラウザー に現在表示されている製品、キャスト ユニット、または現場打ちコンクリート ユニットのオブジェクトを表示するには、 をクリックし、[ オブジェクトを表示 ] を選択します。

    製品、キャスト ユニット、または現場打ちコンクリート ユニットの階層レベルは濃度が異なる青色で表示されます。

  2. 製品の内容を非表示にするには、をクリックし、[ オブジェクトを表示 ] を選択します。

    製品、キャスト ユニット、および現場打ちコンクリート ユニットの階層レベルは、 オブジェクトブラウザー でオブジェクトを並び替えおよびグループ化しても削除されます。 オブジェクトブラウザー に表示されるオブジェクトは変わりません。

同一の行を結合する

[ オブジェクトブラウザー ] ビューで同じプロパティ値を含む行を結合できます。行を結合すると、 オブジェクトブラウザー に、結合された行の数が表示される [ 個数 ] 列が表示されます。

列に単一のプロパティ値を表示するか、プロパティ値の合計を表示するかを選択することもできます。 値の合計は、結合された行の数で乗算された単一の値です。

  1. をクリックし、[ 同一の行を結合する ] を選択します。

    [ カテゴリー ] で別のカテゴリーを選択しても、結合された行が表示されます。

  2. 必要に応じて、[ 変更 ] をクリックして、結合された行をプロパティ テンプレートに含めます。
  3. プロパティ値の合計を列に表示するには、 オーガナイザー の右上隅の をクリックして [ 設定 ] を開き、[ コラム ] の下のプロパティを見つけ、[ 結合した行で表示 ] オプションを [ 結果 ] に設定します。
  4. 結合された行を削除するには、をクリックし、を選択します。

オブジェクト プロパティ値の計算結果を集計行に表示する

  1. オブジェクトブラウザー がすべての行から結果を計算するか、選択した行から結果を計算するかを選択します。

  2. オブジェクトブラウザー に、計算された合計、平均、最小値、または最大値のどれを表示するかを選択します。

詳細については、「 オーガナイザーでのプロパティ値の計算 」を参照してください。

色を使用して、モデル内のオブジェクト ブラウザー グループをビジュアル化する

  1. をクリックし、[ グループ ] を選択します。
  2. プロパティ列の見出しを選択し、その列をグループ化の結果の行にドラッグします。
  3. をクリックし、[ 色セット ] コマンドをポイントします。

    オブジェクトブラウザー に使用できる色セットが表示されます。

  4. [ グループ ] コマンドをクリックして現在の設定を選択するか、使用できるセットから適切な色セットを選択します。
  5. 色を削除するには、をクリックし、[ グループ ] 以外のコマンドを選択します。

オーガナイザー により、 オブジェクトブラウザー に示されているグループに色が割り当てられます。 オブジェクトブラウザー の最前面のグループから順番に色セットの 1 番目の色から色が割り当てられます。最下位グループ レベルのオブジェクトは、割り当てられた色を使用してモデルに表示されます。

詳細については、「 オーガナイザーでの色セットの作成 」を参照してください。

カテゴリーおよびカテゴリーの和集合と共通集合を表示する

  1. カテゴリー ツリーで複数のカテゴリーを選択します。
  2. をクリックし、次のいずれかを選択します。
    • [ 自動 ] がデフォルトです。

      [ 自動 ] では、同じカテゴリー ルートにあるカテゴリーのオブジェクトの内容の和集合と、異なるカテゴリー ルートにあるカテゴリーのオブジェクトの内容の共通集合が表示されます。

    • [ 別のカテゴリー ] では、オブジェクトがカテゴリーごとに表示されます。

      [ 自動 ] では、 オブジェクトブラウザー にカテゴリー構造が追加されます。

    • カテゴリーの論理和

      オブジェクトブラウザー に、選択したカテゴリーのオブジェクトの内容の和集合が表示されます。

    • カテゴリーの論理積

      オブジェクトブラウザー に、選択したカテゴリーのオブジェクトの内容の共通集合が表示されます。

[ カテゴリー ] の下部にある をクリックすることもできます。選択した内容に応じて、選択したカテゴリーの和集合または共通集合が選択パネルに表示されます。和集合と共通集合を変更するには、カテゴリーをボックス間でドラッグします。

選択パネルを使用して和集合と共通集合を表示する場合、[ オブジェクトブラウザーにカテゴリーを表示します ] ボタンが無効になっていることを確認します。

オブジェクトのカテゴリーを一覧表示する

  1. オブジェクトブラウザー で 1 つまたは複数の行を選択します。
  2. 右クリックして [ カテゴリーの一覧表示 ] を選択します。

    カテゴリー リストには、選択したオブジェクトを少なくとも 1 つ含むすべてのカテゴリーが表示されます。

  3. リストでカテゴリーをクリックすると、[ カテゴリー ] でカテゴリーがハイライトされます。

オブジェクト ブラウザーで現在のビューを保持し、ビューからオブジェクトおよびカテゴリーを削除する

  1. 現在のビューを保持するには、をクリックし、を選択します。

    モデルまたはカテゴリーでの新しい選択内容が、[ オブジェクトブラウザー ] ビューに追加されます。

  2. ビューからオブジェクトおよびカテゴリーを削除します。
    • オブジェクトを削除するには、行を右クリックして、[ ビューから削除 ] を選択します。
    • カテゴリーを削除するには、をクリックし、[ 別のカテゴリー ] を選択します。カテゴリーを右クリックし、[ ビューから削除 ] を選択します。
  3. ビューを解放するには、をクリックし、を選択します。

オブジェクト ブラウザーに表示するコマンド ボタンを選択する

  1. オーガナイザー の右上隅の をクリックして、[ 設定 ] を開きます。
  2. [ ツールバー ] タブに移動します。
  3. オブジェクトブラウザー のツール バーに表示するボタンを選択します。

  4. [ 設定 ] ダイアログ ボックスを閉じます。

列の順序を変更する

プロパティ列の見出しを選択し、目的の位置にある列見出しの行にドラッグします。

並び替え方向を変更する

  1. 列見出しをクリックして、並び替え方向を表示します。

    デフォルトの方向は昇順です。デフォルトの方向は、 オーガナイザー の右上隅の をクリックし、[ 設定 ] で変更できます。

  2. 列見出しを再度クリックすると、並び替え方向が変更されます。
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