現場打ちコンクリート部材の管理

Tekla Structures
2019
Tekla Structures

現場打ちコンクリート部材の管理

Tekla Structures の現場打ちコンクリート管理機能を使用して、現場打ちコンクリート構造の形状を表示し、これらを部材または現場打ちコンクリートとして表示し、現場打ちコンクリートと打ち継ぎを計画し、コンクリートの体積や型枠面積などの現場打ちコンクリート情報のレポートを作成できます。キャスト ユニット種別が [ 現場打ち ] であるコンクリート部材に対して、現場打ちコンクリート、現場打ちコンクリート ユニット、および現場打ちコンクリート打ち継ぎを定義できます。

Tekla Structures では、 現場打ちコンクリート部材オブジェクト は、1 つまたは複数の現場打ちコンクリート部材、またはその部材で構成される建築オブジェクトになります。 現場打ちコンクリート部材の材質が同じで、互いに接触している場合、これらの部材は 1 つの現場打ちコンクリート部材オブジェクトに結合されます。 また、これらの部材は同じ 現場打ちコンクリート部材フェーズ に結合する必要があります。 現場打ちコンクリート部材オブジェクトは、 現場打ちコンクリート部材ビュー に表示されます。

現場打ちコンクリート ユニット は、現場打ちコンクリートのエンティティで、現場打ちコンクリートと、関連するすべての鉄筋、埋込み材、その他のコンクリートを建設現場で打ち込む前に用意する必要があるオブジェクトで構成されています。

現場打ちコンクリート部材 は、一度に打設される現場打ちコンクリート部材のグループです。

打ち継ぎ を使用すると、現場打ちコンクリート部材を小さな現場打ちコンクリートに分割できます。

注:

現場打ちコンクリート管理機能は、主に建設会社の数量見積もり、計画立案、および現場での作業のために用意されています。新しいモデルを作成する場合、デフォルトでは、ほとんどの設定で現場打ちコンクリート管理機能は無効になっています。詳細設定 XS_​ENABLE_​POUR_​MANAGEMENT を使用することで、現在のモデルに対して 現場打ちコンクリート管理機能を有効にする ことができます。

役に立ちましたか?
前へ
次へ