梁 (直交) の作成

[ 梁(直交) ] コマンドは、現在の作業平面に対して垂直な鉄骨部材を作成する場合に使用します。梁 (直交) を作成した後、梁や柱と同じように変更することもできます。

[ 鋼材 ] タブで [ 梁 > 梁(直交) ] をクリックします。
点を指定します。
Tekla Structures では、プロパティパネルの [ 梁(直交) ] プロパティを使用して梁が作成されます。その際、そのプロパティで定義されたレベルが適用されます。

または、プロパティパネルでコマンドを開始することもできます。

モデルで何も選択されていないことを確認します。
プロパティパネルで、[ オブジェクトタイプのリスト ] ボタンをクリックし、リストから [ 梁(直交) ] を選択します。
Tekla Structures によりコマンドが開始され、プロパティパネルにプロパティが表示されます。

梁 (直交) プロパティの変更

プロパティパネルの [ 梁(直交) ] プロパティを使用して、鉄骨梁 (直交) のプロパティを表示および変更します。梁 (直交) プロパティファイルのファイル名拡張子は、 *.crs です。

プロパティパネルレイアウトをカスタマイズした場合は、プロパティのリストが異なる場合があります。

設定	解説
一般
名前	ユーザー定義可能な梁の名前。 Tekla Structures では、部材名は、レポートとドキュメント管理で使用されるほか、同じタイプの部材の識別にも使用されます。
プロファイル	梁のプロファイル。
材質	梁の材質。
仕上げ	仕上げのタイプ。仕上げは、ユーザーが定義できます。仕上げでは、部材表面の処理方法を記述します。たとえば、防錆塗料、高温亜鉛メッキ、耐火コーティングなどの処理を指定できます。
クラス	梁のグループ化に使用されます。たとえば、部材をクラス別に異なる色で表示することができます。
位置
垂直	梁の参照点を基準とする梁の垂直位置。
回転	作業平面上の軸を中心とした梁の回転。
水平	梁の参照点を基準とする梁の水平位置。
上	全体座標の Z 方向における梁の 2 番目の端部の位置。
下	全体座標の Z 方向における梁の最初の端部の位置。
マークシリーズ
部材ナンバリング	部材マークの頭文字と開始番号。
製品ナンバリング	製品マークの頭文字と開始番号。
カスタムプロパティ
その他	[ その他 ] をクリックし、部材のユーザー定義情報 (UDA) を開きます。ユーザー定義情報には、部材に関する追加情報が含まれています。

参照項目

プロパティパネルを使用したモデルオブジェクトの作成とモデルオブジェクトプロパティの変更