ライセンスの更新とは、許容される最大ソフトウェア バージョンの更新やテンポラリー ライセンスの有効期間の延長など、既存のライセンスの詳細を変更することを意味します。現在のライセンスを返却した後、更新された情報を含む新しいライセンス エンタイトルメント証明書を使用して再度ライセンスを認証します。
更新されたライセンスを受け取ったら、既存のライセンスを返却した後、新しいバージョンのライセンスを認証する必要があります。同じライセンスの 2 つのバージョンを同時に認証することはできません。ライセンスの返却と認証は、ライセンス サーバーで行い ( Tekla Structures がインストールされているのと同じコンピューターの可能性もあります)、インターネット接続が必要です。
注: ライセンスの認証を返却する前に、ライセンスが使用中または持出し中でないことを確認します。ライセンスを返却するには、「 持ち出した Tekla ライセンスの返却 」で説明されているようにユーザーが持ち出し中のライセンスを戻す必要があります。
ライセンスを更新するには、次のようにします。
- ライセンス サーバーのインストール フォルダー (デフォルトでは C:\Tekla\License\Server ) にある既存のエンタイトルメント証明書の名前を EntitlementCertificate.html から EntitlementCertificate-OLD.html に変更します。
- ライセンス サーバーのインストール フォルダにエンタイトルメント証明書ファイルを保存します。
ユーザー様組織内でライセンス購入の手続きを行った方、または連絡先として指名された方が、新しい EntitlementCertificate.html エンタイトルメント証明書が添付された電子メールを受け取っています。
- [スタート] メニューまたは [スタート] 画面 (Windows オペレーティング システムによって異なる) から、 に移動します。
- [認証取得済みのライセンス] セクションで、認証を返却するライセンスの横にある [認証の返却] チェックボックスを選択します。
- 有効な [認証の返却] ボタンをクリックします。
返却が完了すると、ライセンス管理ツールに確認メッセージが表示されます。
注: 他の FlexNet ライセンスやライセンス サーバー管理ツール (FlexNet Manager など) を使用している場合は、自動通知を使用しないでください。ライセンス サーバーにライセンス変更を手動で通知するには「 手動サーバー通知を使用した Tekla ライセンスの認証 」を参照してください。
- まだ有効にしていない場合、 [サーバーに通知する] ボタンをクリックして自動ライセンス サーバー通知機能を有効にします。
- [開く] をクリックして、 ..\Tekla\License\Server に移動し、 EntitlementCertificate.html を選択して、再度 [開く] をクリックすることで、 ..\Tekla\License\Server フォルダーにあるライセンス エンタイトルメント証明書を開きます。 [エンタイトルメントのライセンス数] セクションにライセンス情報が表示されます。

- [認証の取得] セルをクリックし、認証するライセンスの数を選択します。

- [認証の取得] ボタンをクリックします。
ライセンス サーバーが Trimble Solutions のライセンス認証取得サーバーに接続されます。
認証されたライセンスは [認証取得済みのライセンス] セクションに表示されます。
認証取得済みライセンスのトラステッド ストレージのバックアップ コピーを必ず作成してください。