参照モデルは Tekla Structures モデルの構築に役立つファイルです。参照モデルは、 Tekla Structures や他のソフトウェアまたはモデリング ツールで作成された後、 Tekla Structures に挿入されます。
たとえば、意匠モデル、プラント設計モデル、冷暖房空調設備 (HVAC) モデルなどは参照モデルとして使用できます。参照モデルは、モデルを作成するためのレイアウト情報として、単純な 2D 図面を挿入して利用することもできます。参照モデルの形状にスナップできます。
各種形式の参照モデル (IFC、IFC4、IFCzip、IFCxml、tcZIP、3DD、DXF、DWG、DGN、XML、LandXML、STP、IGS、SKP、PDF など) は、参照モデルの挿入時に TrimBimConverter によって TrimBIM (.trb) に変換されます。 .trb ファイルは、現在のモデル フォルダに保存されます。参照モデルを表示するように設定されている場合、詳細設定 XS_REFERENCE_CACHE に基づいてキャッシュ フォルダに参照キャッシュが作成されます。これは挿入および更新時に自動的に行われます。
以下のファイル形式がサポートされています。
AutoCADファイル .dxf
AutoCAD ファイル .dwg (ACAD2018 以前のバージョンをサポート)
IFCファイル .ifc 、 .ifczip 、 .ifcxml
IGESファイル .igs 、 .iges
LandXMLファイル .xml
MicroStationファイル .dgn 、 .prp
PDFファイル .pdf
Teklaコラボレーションファイル .tczip
SketchUp ファイル .skp (SketchUp 2018 以前のバージョンをサポート)
STEPファイル .stp 、 .STEP
一部の参照モデルは、参照モデルオブジェクトに自動的に分割されます。
ヒント: ロールオーバー ハイライトを無効にすることで、ズームを高速化することができます。
Tekla Warehouse の参照モデル プラグイン
Tekla Warehouse では、参照モデル プラグインが .tsep プラグインとして提供されています。 Tekla Structures には、インストールした時点でプラグインが含まれていますが、 Tekla Warehouse から新しいプラグインを入手することもできます。まず Tekla Warehouse から必要なパッケージをダウンロードし、次に [ アプリケーションとコンポーネント ] カタログにインポートします。
.tsep パッケージの詳細については、「 [アプリケーションとコンポーネント]カタログにa .tsep拡張ツールをインポートする 」を参照してください。
図面内の参照モデル
図面内に参照モデルを表示し、その表示設定を調整することができます。詳細については、次のセクションを参照してください。 図面内の参照モデル.