コンポーネントの改良点

Tekla Structures
2018
Tekla Structures

コンポーネントの改良点

Tekla Structures 2018 では、コンクリート コンポーネントと鉄骨コンポーネントに複数の改良点があります。

コンクリート コンポーネント

トラス梁 (88)、トラス梁 (89)

[ピクチャー] タブで、上部に 2 本の鉄筋を追加して接続鉄筋の上部からそれらの鉄筋までの距離を定義するように選択できるようになりました。

トラス梁 (88) の場合:

トラス梁 (89) の場合:

鉄筋カプラーとアンカー ツール

  • [鉄筋カプラー] が変更され、ユーザーが鉄筋セットのカプラーを作成すると [鉄筋カプラー] にてカプラー入力として分割線が作成されるようになりました。分割線の場所を定義するには、鉄筋セットを選択して 2 点を選択します。次に、1 つの点を選択して主筋側を定義します。既存の分割線を 鉄筋カプラー の入力オブジェクトとして使用することもできます。

    カプラーを削除しても分割線は変更も削除もされないことに注意してください。分割線は別途変更したり削除したりする必要があります。

  • [鉄筋端部アンカー] が変更され、ユーザーが鉄筋セットの端部アンカーを作成すると、 [鉄筋端部アンカー] にて端部アンカー入力として端部ディテール モディファイアーが作成されるように変更されました。端部ディテール モディファイアーを定義するには、鉄筋セットを選択して 2 点を選択します。既存の端部ディテール モディファイアを 鉄筋端部アンカー の入力オブジェクトとしても使用できます。

    端部アンカーを削除しても端部ディテール モディファイアは変更も削除もされないため注意してください。分割線は別途変更したり削除したりする必要があります。

鉄骨コンポーネント

スチフナー シーティング (12)

[部材] タブで、シートの材質と名前を定義できるようになりました。

柱-梁2 (14)

[ボルト 1-2][ボルト 3] 、および [ボルト 4] タブで、長孔、ボルト セット、およびボルト長の増加を定義できるようになりました。

母屋の生成 (50)

[部材] タブで、 [特殊な母屋の配置を使用] オプションを [はい] に設定すると、偶数または奇数ごとの母屋の位置と回転を変更できるようになりました。

斜材スプライス (53)

[部材] タブで、コネクション プレートまたはプロファイルを作成するように選択できます。

階段 (S71)

カタログのステップを作成するときに、 [踏み板設定] タブでボルト タイプを設定できます。 [工場] オプションを選択すると、工場ボルト リストの工場製品図にボルトが表示されます。

スプライス ジョイント (77)

プロファイルまたはプレートとしてウェブ ジョイントを作成できるようになりました。これまではプレートとしてしか作成できませんでした。

ターンバックル枠 (126)

カットされていないねじを選択したときに、ねじのサイズを選択して 1 mm 未満のねじを作成できるようになりました。この新しいオプションは、 [パラメータ] タブで使用できます。

ボルト-モーメント コネクション (134)

手前側のスチフナーと梁のウェブ縁端の間と、向こう側のスチフナーと梁のウェブ縁端の間のギャップに別の値を定義できるようになりました。これまでは手前側のスチフナーと梁のウェブ縁端の間のギャップしか定義できませんでした。

フル デプス拡張 (185)

[スチフナー] タブで、ガセット プレートの中心線からのウェブ スチフナーのオフセットを定義できるようになりました。

スチフナーコネクション 柱 2 (188)

補強プレートとメイン部材との間の溶接を制御するために溶接番号 10 を使用できるようになりました。

補強プレート (1022)、柱-梁 溶接 スチフナー付 (128)、ボルト-モーメント コネクション (134)、モーメント コネクション (181)、スチフナー コネクション 柱 4 (182)、柱-梁 溶接 (183)、スチフナー付 (186)、スチフナー コネクション 柱 3 (187)、スチフナー コネクション 柱 2 (188)

[補強プレート] タブで、補強プレートがメイン部材ウェブとフランジを接続する部分でカットされるかどうかを選択できるようになりました。

役に立ちましたか?
前へ
次へ