シーケンスに名前を付けたり、部材に連番を割り当てるには、[ シーケンサー ] ツールを使用します。
さまざまな用途に応じて複数のシーケンスを定義でき、部材は同時に複数のシーケンスに属することができます。たとえば、建方手順を作成することにより、部材の架設順序を定義できます。
シーケンサー は、部材のユーザー定義情報にシーケンス番号を割り当てます。[ シーケンサー設定 ] ダイアログ ボックスに入力するシーケンス名は、 objects.inp ファイルで定義したユーザー定義情報の名前になります。
シーケンサー は参照モデル内のオブジェクトに対しては機能しません。
部材にシーケンス番号を割り当てるには、[ シーケンサー ] ツールを使用します。後でシーケンス番号を表示して変更するには、最初にシーケンス番号を割り当てるユーザー定義情報を作成する必要があります。
value_type が integer で、 field_format が %d である必要があります。
次に例を示します。
attribute("MY_INFO_1", "My Info 1", integer, "%d", no, none, "0.0", "0.0")
たとえば、 MY_INFO_1 のようになります。
最初の部材にシーケンス番号 1、2 番目の部材には 2 と、順番に付番されます。
シーケンスに既に含まれている部材を選択すると、 Tekla Structures に既存の番号を上書きするかどうかを問い合わせるメッセージが表示されます。[ はい ] をクリックすると、 Tekla Structures によって次に利用可能な番号が部材に付けられます。
既存のシーケンスの末尾に新しい部材を追加できます。シーケンスを変更した場合は、シーケンス全体を再定義する必要があります。
[ オブジェクト情報を表示 ] ツールを使用すると、部材のシーケンス名と番号を確認することができます。
Tekla Structures で部材のプロパティが表示されます。シーケンス名と番号は [ ユーザー定義情報 ] の下に表示されます。次に例を示します。
[ シーケンサー ] ツールを使って、部材に割り当てられたシーケンス番号を変更します。
始める前に、部材のユーザー定義情報にシーケンス番号を割り当てます。
現在のシーケンス番号は、シーケンス番号を割り当てたユーザー定義情報の横に表示されます。たとえば、 MY_INFO_1 のようになります。
[ シーケンサー ] ツールを使用して作成したシーケンスを削除します。