ライセンスの認証を返却すると、ライセンスの権利はライセンスサーバーからTrimble Solutionsに移行されます。後から追加する Tekla Structures ライセンスは、相互に関連付けられます。つまり、関連付けられている前のライセンスを返却してから、次のライセンスの認証を行う必要があります。この仕組みは逆の場合も同様で、別のライセンスの認証を取得した場合、それ以降、前のライセンスの認証を行うことはできません。
Tekla Structures License Administration Tool の [認証取得済みのライセンス] セクションで同じ行に表示されているすべてのライセンスの認証を返却する必要があります。
ライセンスの認証の返却にはインターネットアクセスが必要です。
認証を返却したら、同じサーバーまたは別のサーバー上でライセンスを再度認証できます。
注: ライセンスの認証を返却する前に、ライセンスが使用中または持出し中でないことを確認します。持ち出したライセンスは、認証を返却する前に返却する必要があります。
ライセンスの認証を返却する必要がある場合
- ライセンスチェーンの次の一時ライセンスまたは永久ライセンスの認証を取得する前。
- Tekla Structures 20のライセンスから Tekla Structures 21のライセンスに切り替える場合など、年間保守を更新する際には、前の年のライセンスを返却してからでないと、次の年のライセンス認証を行うことはできません。
- 認証した構成が間違っていた場合や多すぎる場合。
- コンピュータ間でライセンスサーバーをホストし直す前。
- ライセンスサーバーでハードウェアまたはIPアドレスの変更を行う前。
- サーバーコンピュータでWindowsを再インストールまたはアップグレードする前。
- サーバーコンピュータをフォーマットする前。
ライセンスの認証を返却する必要がない場合
ライセンスサーバーをアンインストールおよび再インストールする場合は、その前にライセンスを返却する必要はありません。