Tekla Structuresライセンスサーバーの手動設定

Tekla Structures
2018
Tekla Structures

Tekla Structuresライセンスサーバーの手動設定

Tekla Structures ライセンスサーバーのインストール中に問題が発生した場合、ライセンスサーバーが自動的に起動しない可能性があります。この場合、 LMTOOLS を使用して、ライセンスサーバーを手動で設定する必要があります。

Tekla Structures ライセンスサーバーを手動で設定するには、次のようにします。

  1. [スタート] メニューまたは スタート画面 (Windowsオペレーティングシステムによって異なります)から、 [Tekla Structuresライセンス] > [LMTOOLS] に移動します。LMTOOLS を管理者権限で起動します。
  2. [Service/License File] タブに移動し、 [Configuration using Services] を選択します。
  3. [Config Services] タブに移動し、次の操作を行います。

    [Service Name] : ライセンス サービスを選択します。 Tekla Structures ライセンス サーバーを使用する場合は、常に [Tekla Structures Licensing Service] を選択します。

    [Path to the lmgrd.exe] : [Browse] をクリックして lmgrd.exe を見つけます。このファイルは、デフォルトで C:\TeklaStructures\License\Server フォルダにあります。

    [Path to the license exe] : [Browse] をクリックし、 tekla.lic を見つけます。このファイルは、デフォルトで C:\TeklaStructures\License\Server フォルダにあります。

    [Path to the debug log file] : [Browse] をクリックし、 tekla_debug.log を見つけます。

    このファイルは、デフォルトで C:\TeklaStructures\License\Server フォルダにあります。

    デバッグログファイルにログエントリを追加するには、デバッグログファイル名(デフォルトでは tekla_debug.log など)のパスの先頭にプラス記号を付けます。プラス記号がない場合、ログファイルはサービスを起動するたびに書き換えられます。

    [Path to the debug log file]"C:\ProgramData\..." フォルダの外に設定すると、次のエラー メッセージが表示されます: "Windows preferred path <SystemDrive>\ProgramData to store service data is not set." このエラー メッセージは無視することができます。

    [Use Services] : このチェックボックスを選択すると、Windowsサービスとしてライセンスサービスが起動します。

    [Start Server at Power Up] : Windowsの起動後、自動的にライセンスサービスを起動するにはこのチェックボックスを選択します。

    [Trusted Service in Use] : [Tekla Structures Licensing Service] には、常にこのチェック ボックスを選択します。

  4. [Save Service] ボタンをクリックして、設定を保存します。
  5. [Utilities] タブに移動して、次の操作を行います。

    [Vendor Name] : 「 tekla 」(すべて小文字)を入力します。

    [Path] : ライセンス サーバーの名前を入力します。
    • ライセンスサーバーと Tekla Structures を同じコンピュータで実行する場合は、「 @localhost 」と入力します。また、TCP/IPポートを入力することもできます。たとえば、「 27007@localhost 」と入力します。
    • ライセンスサーバーと Tekla Structures を別々のコンピュータで実行する場合は、ライセンスサーバーのホスト名を入力します。たとえば、「 @server_hostname 」と入力します。
    • また、ライセンスサーバーのTCP/IPポートを入力することもできます。たとえば、「 27007@server_hostname 」と入力します。デフォルトのポートとは異なるポートを使用する場合、ポート番号を定義する必要があります。
    • 複数のライセンスサーバーを入力することもできます。サーバー名をセミコロンで区切り、「 27007@server_hostname;27007@localhost 」のように入力します。
  6. [Override Path] ボタンをクリックし、 [Server Status] タブの状態リストに表示された既存のライセンスサーバーを置き換えます。
  7. [Start/Stop/Reread] タブを開き、 [Start Server] をクリックしてライセンスサーバーを起動します。

    ステータスバーに、サーバーの起動に成功したことを示すメッセージが表示されます。

  8. [Server Status] タブに移動し、 [Perform Status Enquiry] をクリックしてライセンスサーバーの状態を照会します。

ステータスリストに、ライセンスサーバーのTCP/IPポートとホスト名が表示されます。リストには、ライセンスサーバーとベンダーデーモン tekla が実行されていることが示されます。また、このサーバーで認証を取得したすべてのライセンスも表示されます。

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