図面サイズと図面ビューのいずれも特定の縮尺に限定されない場合は、これらの縮尺を Tekla Structures により自動的に設定できます。
まずオートスケールを設定し、その後に自動サイズを設定できます。どちらの設定も [ レイアウト ] プロパティで設定します。
作成しようとしているすべてのビューに同じ手順を繰り返します。
オプションは次のとおりです。
ビュー縮尺 = 断面図縮尺 :メイン ビューと断面図の縮尺を等しくします。
ビュー縮尺 < 断面図縮尺 :メイン ビューの縮尺を断面図の縮尺より小さくします。
ビュー縮尺 <= 断面図縮尺 :メイン ビューの縮尺を断面図の縮尺以下にします。
オートスケールと自動サイズを同時に使用した場合、 Tekla Structures は次のように動作します。
まず、[ ビュープロパティ > プロパティ1 ] に定義された正確な縮尺と、現在のレイアウトに定義された最小の図面サイズを使用して、図面の内容がフィットする図面サイズが Tekla Structures により検索されます。[ 図面とレポート > 図面のプロパティ > 図面レイアウト ] > [ 固定サイズ(I)... ]/ [ 計算サイズ(L)... ] で、サイズが定義されます。
次に、 Tekla Structures により、[ レイアウト > 縮尺 ] に定義された [ 優先する最大用紙サイズ ] に達するまで図面サイズが拡張されます。
図面が元の縮尺にフィットする場合、 Tekla Structures により、[ レイアウト > 縮尺 ] に定義されたメイン ビューと断面図の代用の縮尺を使用して、縮尺の拡大が試行されます。
定義されたどの縮尺にも図面がフィットしない場合、固定サイズ、計算サイズ、またはその両方を使用して、内容がフィットするまで Tekla Structures により図面サイズが拡張されます。必要に応じて、 Tekla Structures により現在のレイアウト内にある別の適切なテーブルレイアウトに変更されます。
ビューがフィットすると、 Tekla Structures により縮尺が再度拡大されます。これにより、最終的な図面で可能な限り最大の縮尺が使用されます。