鉄筋カプラーコンポーネント及び鉄筋端部アンカーコンポーネントを使ったカプラー及び端部定着の作成方法

Tekla Structures 鉄筋 カプラー 端部
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鉄筋カプラー及び鉄筋端部アンカーコンポーネントを使った、鉄筋カプラーや端部アンカーの作成方法の説明資料です。

作成に必要なコンポーネント等について

テクラ・ウェアハウスでは、作成するカプラーに関する"カスタムコンポーネント(UELファイル)"と、"自動属性ファイル"、"鉄筋カプラー"や"鉄筋端部アンカー"コンポーネントを利用する際のプロパティに関する設定ファイルが準備されています。

カスタムコンポーネントについては、モデル上にインポートし、"自動属性ファイル"や"鉄筋カプラー"、"鉄筋端部アンカー"コンポーネントを利用する際のプロパティに関する設定ファイルについては、attributesフォルダ等にコピーすることで利用することができます。

なお、鉄筋カプラーや鉄筋端部アンカーを作成する"鉄筋カプラー"及び"鉄筋端部アンカー"コンポーネント(下図赤破線)については、システムコンポーネントになりますのでインストール等の作業は必要ありません。

 

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鉄筋カプラーコンポーネントの使用方法

鉄筋カプラーコンポーネントを利用することで、鉄筋カプラーを作成することができます。

 

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本コンポーネントでは、コンポーネントの実行時に、予め分割された鉄筋を選択することで、鉄筋間にカプラーを作成することができます。

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鉄筋カプラーコンポーネントの設定方法 鉄筋カプラーの作成にあたっては、自動属性ファイルとカスタムコンポーネントを利用する方法と、自動属性ファイルのみを利用する方法があります。
現在テクラ・ウェアハウスで公開している鉄筋カプラーについては以下の組み合わせで作成することができます。
(カプラータイプ毎にプロパティを設定したファイルが用意されていますので、そこから選択することでコンポーネントを利用することができます。)

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カプラータイプ 実行方法 自動属性ファイル カスタムコンポーネント
FDクリップAS カスタムコンポーネント+自動属性ファイル FDグリップAS.couplers.csv couplerFDグリップAS
FDクリップB カスタムコンポーネント+自動属性ファイル FDグリップB.couplers.csv couplerFDグリップB
FDクリップH カスタムコンポーネント+自動属性ファイル FDグリップH.couplers.csv couplerFDグリップH
NXⅡ カスタムコンポーネント+自動属性ファイル NXⅡ.couplers.csv couplerNXⅡ
スリムスリーブ  カスタムコンポーネント+自動属性ファイル SLIMスリーブ.couplers.csv couplerSLIMスリーブ
エースジョイント カスタムコンポーネント+自動属性ファイル エースジョイント.couplers.csv couplerエースジョイント
スーパーUX カスタムコンポーネント+自動属性ファイル スーパーUX.couplers.csv couplerスーパーUX
エポックジョイント カスタムコンポーネント+自動属性ファイル エポックジョイント.couplers.csv couplerEpocJoint
トップスジョイント カスタムコンポーネント+自動属性ファイル トップスジョイント.couplers.csv couplerトップスジョイント
フリージョイント カスタムコンポーネント+自動属性ファイル フリージョイント.couplers.csv couplerフリージョイント
リレージョイント カスタムコンポーネント+自動属性ファイル リレージョイント.couplers.csv couplerリレージョイント

鉄筋カプラーコンポーネントの利用時の注意事項

本コンポーネントでは、鉄筋端部の位置や長さ等は調整しませんので、カプラーのねじ込み(呑み込み)量に合わせて、予め鉄筋端部の位置を調整する必要があります。

異径鉄筋に対応しているカプラーを適用する場合には、以下の点を確認して適用してください。

  • 鉄筋の選択は、鉄筋カプラーで固定サイズ~変動サイズの順序で選択します。
  • 鉄筋カプラーを作成する鉄筋は予め鉄筋の芯が一致した状態で適用します。

鉄筋端部アンカーの使用方法

鉄筋端部アンカーコンポーネントでは、コンポーネントの実行時に、鉄筋と作成する端部を指定することで、鉄筋端部にアンカーを作成することができます。

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鉄筋端部アンカーコンポーネントの設定方法 鉄筋端部アンカーの作成にあたっては、カスタムコンポーネントと自動属性ファイルを利用する方法と、自動属性ファイルのみを利用する方法があります。
現在テクラ・ウェアハウスで公開している鉄筋端部アンカーについては以下の組み合わせで作成することができます。
(タイプ毎にプロパティを設定したファイルが用意されていますので、そこから選択することでコンポーネントを利用することができます。)

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端部アンカータイプ 実行方法 自動属性ファイル カスタムコンポーネント
タフヘッド 自動属性ファイル タフヘッド.anchors.csv 無し
タフネジナット 自動属性ファイル タフネジナット.anchors.csv 無し
プレートナット_標準 自動属性ファイル プレートナット_標準.anchors.csv 無し
プレートナット_貫通 自動属性ファイル プレートナット_貫通.anchors.csv 無し

本プラグインで作成されるカプラー、鉄筋端部の集計方法

本プラグインで作成されるカプラー、鉄筋端部は、すべて”材質”が”Steel_Undefined”で、クラスは鉄筋カプラーが"99906"、鉄筋端部アンカーが"99908"で作成され、
鉄筋カプラー端部定着リスト及び鉄筋カプラー端部定着リスト.csvの各レポートでは、上記の条件で作成されたオブジェクトを、鉄筋カプラーや鉄筋端部アンカーとみなし集計するようになっています。
 

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