詳細設定によるモデルビューの表示設定

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Tekla Structuresでは、モデル上の表示についてさまざまなカスタマイズ(設定)を行うことができます。その設定の中で、詳細設定（ファイルメニュー > 設定 > 詳細設定）で変数の値を変更することで表示設定を変更することができる項目について、ご紹介します。
ご紹介する各設定については、値の変更後はモデルビューを一度非表示にして、再度表示させることで、値の変更が適用されます。

・モデルビューの背景色
XS_BACKGROUND_COLOR1(左上) XS_BACKGROUND_COLOR2(右上)
XS_BACKGROUND_COLOR3(左下) XS_BACKGROUND_COLOR4(右下)
モデルビューの背景色を変更することができます。詳細設定の変数は画面の左上、右上、左下、右下で4箇所あります。入力する値はRGBの3つの値をスペース区切りで、0.0～1.0までの数値で設定します。初期の背景色に戻す際には、変数の値を空欄とします。背景色を黒にしたい場合には、全ての変数を”0.0 0.0 0.0”と設定します。

・基準線ラベルの表示
XS_ADJUST_GRID_LABELS
モデルビューでビューを拡大した際に、基準線のラベルは拡大に追随して常にモデルビュー上に表示された状態となっています。この基準線ラベルの表示を非表示とすることができます。値はTRUEまたはFALSEで設定します。

設定値をFALSEとても、モデルビューを縮小し基準線全体が表示されている状態では、基準線の端部にラベルは表示されます。

・部材の始終点ハンドルの大きさ
XS_HANDLE_SCALE
部材を選択した際に、始点及び終点にハンドルが表示されますがこのハンドルのサイズを変更することができます。値は数値で入力し、初期値で1.3となっています。

この設定は始終点のイエロー、マゼンダのハンドルに対して適用されますが、直接変更を有効にした場合に表示される、直接変更のハンドルのサイズは変更されません。

・作業領域の枠の表示
XS_HIDE_WORKAREA
モデルビュー上には、部材の表示範囲として作業領域が枠として表示されていますが、この枠を非表示とすることができます。値はTRUEまたはFALSEで設定します。モデルの画像を画面キャプチャーして作成する際に、枠を表示させずに作成することができます。

・部材作成、選択時の寸法表示
XS_DISPLAY_DIMENSIONS_WHEN_CREATING_OBJECTS（部材作成）
XS_DISPLAY_DIMENSIONS_WHEN_SELECTING_OBJECTS（部材選択）
部材の作成時及び選択時に、その部材の長さがモデルビュー上に表示されますが、この表示を非表示とすることができます。値はTRUEまたはFALSEで設定します。

・ビュークリップ平面の設定
XS_DO_NOT_CLIP_NATIVE_OBJECTS_WITH_CLIP_PLANE
モデルビュー上でビュークリップ平面を作成した際に、Tekla Structuresの柱や梁といったネイティブオブジェクトをクリップ平面の対象外とし、モデルビュー上に表示されている参照モデルのみをビュークリップ平面の対象とすることができます。意匠の3DモデルとTekla Structuresの構造モデルとを重ね合わせて検証を行う場合等に活用することができます。値はTRUEまたはFALSEで設定します。