外部設計リンク(エクセルリンク)を用いたJP小梁ガセットBC(11)の活用 その1
大梁と小梁の接合部にシステムコンポーネントのJP小梁ガセットBC(11)を使用して作成する詳細で、大梁と小梁の下端レベルの差が大きい場合、方杖材が必要となる場合があります。
各詳細の作成時にコンポーネントのパラメータを自動的に割り当てる機能としてオートデフォルトがあります。オートデフォルトでは小梁のサイズや材質等を判断基準としてコンポーネントのパラメータを割り当てることができますが、梁間のレベル差といった、実際にモデル上で選択した部材の配置情報などを判断基準とすることはできません。
コンポーネントの外部設計リンクの機能では、モデル上で選択した部材のレベル差といった配置情報を取得することができ、コンポーネントのパラメータを自動的に割り当てることができます。今回は、JP小梁ガセットBC(11)での外部設計リンクの使い方について、説明を行います。
なお、この機能を使用するためには、PCにエクセルがインストールされている必要があります。
準備
1.フォルダ\Environments\Common\exceldesignにあるExcel.vbをテキストエディタ等で開きます。
Const SHOW_EXCEL As Booleanの値をTrueからFalseに変更し、保存してエディタを閉じます。
2.モデルフォルダ直下にフォルダexceldesignを作成します。フォルダ\Environments\japan\exceldesignにあるcomponent_400000011_GussetType.xlsを作成したフォルダexceldesignにコピーします。
ファイル名をcomponent_400000011.xlsに変更します。
このエクセルファイルには、コンポーネント実行時にどのようなパラメータで詳細を作成するか定義されています。
コンポーネントの実行
コンポーネント実行時に外部設計リンクを使用するには、コンポーネントの設計タブにある外部設計リンクのパラメータを”Excel”として、既定値に設定します。
通常のコンポーネントの実行と同様に、大梁と小梁を選択し、詳細を作成します。
外部設計リンクを使用してコンポーネントを実行すると、実行時にエクセルファイルの情報を参照しますので、使用していない時より多少実行時の動作が遅い場合があります。
コンポーネントのパラメータの確認
作成されている詳細が、どのようなコンポーネントのパラメータで作成されているかを確認します。コンポーネントシンボルを選択した状態で、コンポーネントダイアログ上段のドロップダウンリストから“<外部設計リンク値>”を選択後、[読込]ボタンを押すと、各入力フィールドに設定値が表示されます。
今回、使用したExcelファイル内では、大梁と小梁のレベル差や、方杖材のプロファイル等、一部の設定のみの制御を行っております。
その2では、作成される詳細の形状を制御するための設定の変更方法(Excelファイルの編集)について説明を行います。