テンプレートでの関数の活用 その2

Tekla Structures 2026 - 2018 Hint tips
Environment
Japan

値フィールド上で関数を利用することができ、計算結果等を出力することができます。ここでは値フィールド上での関数の活用方法をご紹介します。


先頭から特定の文字までの情報を切り出して出力する場合

値フィールドでmid関数やfind関数を使うことで、先頭から特定文字までの値を切り出すことができます。
ここでは、名前フィールドに枝番が含まれた名前を指定している場合に枝番を含まない情報を取り出す方法をご紹介します。

例)”2B1-A”からハイフンまでの文字列”2B1”を切り出す場合
 

mid(GetValue("NAME"),0,find(GetValue("NAME"),"-"))


mid関数では、関数内で指定された文字列から、特定の範囲を切り出すことができます。またfind関数で、文字列内で指定した文字の位置を確認することができます。
上式ではまず、find関数で、名前("NAME”)フィールドに設定された文字列から、”-”の文字がある場所を検索し、次にmid関数で、名前(”NAME”)フィールドの文字列を、先頭文字(0番目の文字)から、find関数で見つかった文字の位置までを切り出します。


重量等の数値情報を指定した単位で丸める(切り上げる)場合

テンプレートでは、Tekla Structuresのモデル上にあるオブジェクトの実体情報に基づいて、WEIGHTやWIGTHT_NET、WEIGNT_GROSS、LENGTH、LENGTH_GROSSフィールド等を指定することで重量や長さ等といった情報を出力することができます。
数値情報の出力時にceil関数を活用することで、重量や長さを所定の単位で丸めることができ、見積段階等での概算値の出力に活用することができます。

例)重量を5kg単位で丸める(切り上げる)場合

 

 

ceil(GetValue("WEIGHT_GROSS")/5)*5


ceil関数では、値を整数に切り上げることができます。ここでは、グロス重量(”WEIGHT_GROSS”)を、丸める単位(5kg)で割った値をceil関数で整数に丸めます、その値に対して再度丸め単位(5kg)を掛けることで、5kg単位で丸めた値を求めることができます。


少数点以下の桁数を調整して出力する場合

Tekla Structureでは、長さ等の単位付数値の情報はレポートエディタ上で指定した桁数設定に従って、出力され、小数点以下の値が無い場合には、ゼロ埋めされた状態で出力されます。(例:PL9.0*10.0)
値フィールド上で、string関数を活用することで、少数点以下の値がない場合には、小数点以下の表示を省略できます。

例)板材を”(幅)*(長さ)”表記で、かつ小数点以下の値がない場合には整数値で出力する場合

 

 

 

 

string(GetValue("HEIGHT"),0,1) + "*" + string(GetValue("LENGTH"),0,1)

 

 

 

Image
HintAndTips_161.png

 

 

 

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HintAndTips_162.png

 




string関数では、値はテキスト形式に変換されますので、テンプレートエディタ上で、[データタイプ]オプションを”テキスト”に設定する必要があります。


 

 

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