ソリッドバッファの調整方法を教えてください

Tekla Structures
Not version-specific
Tekla Structures
FAQ
実践
アドバンス
Environment
Japan
Q: 
サイズの大きなモデルを扱うと、使用メモリが増大し、「応答なし」の状態から停止してしまいます。
どうすれば、処理速度の改善を行うことができるでしょうか。


A:
環境変数XS_SOLID_BUFFER_SIZEを使って、モデルのソリッド表現に使用するメモリ容量を指定できます。デフォルトは、ソリッドバッファは50000に設定されていますが、この値を大きな数値に変更する事で、各種処理を高速化することができます。特に、この設定はナンバリングの処理やソリッドビューの作成時に効果を期待できます。
ソリッドバッファはメモリ上に作成され、Tekla Structures上での部材のソリッド表現に関する情報が格納されます。Tekla Structuresではこのバッファが満杯になると、内容が消去されて、バッファの再利用をします。
バッファのサイズを大きくすると、Tekla Structuresが使用するメモリも増加します。この値を減少すると必要なメモリは減少しますが、ソリッドを再作成する頻度が高くなるため、Tekla Structuresのパフォーマンスが低下します。

[注意事項]
ソリッドバッファを変更する際には、必ず、お使いのパソコン上に十分なメモリが搭載されていることを確認してください。
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