部材合成の活用例

Tekla Structures Hint tips
2023
Tekla Structures
2022
Tekla Structures
2021
Tekla Structures
2020
Tekla Structures
2024
Tekla Structures
2025
Tekla Structures
2026
Tekla Structures
Environment
Japan

部材合成とは、複数の部材をまとめて一つの部材として扱うことができる機能です。溶接等を用いて部材を一つの製品とすることとは異なります。部材同士を溶接やボルト等で接合するような場合に部材合成を用いないように注意してください。また、合成された部材間でコンポーネントを実行することはできなくなります。ですので、コンポーネントを実行する際には、部材合成を行う前または合成を分解してから、コンポーネントを適用するようにしてください。

部材合成の例

曲げ梁やポリゴンプレートの角は1部材あたり100点までとなっています。例えば、テクニカルニュース11月号にてご紹介いたしました円弧形状の表現設定で、ポリゴンプレートの角処理についてより精彩な表現とした場合に、一つの円におけるポリゴンの点数が100点を超えてしまう場合があります。100を超えてしまいますと、下図のようにステータスバーにメッセージが表示され、ポリゴンの角処理プロパティを設定していても、角処理が行われません。
 

Image
HintAndTips_001.png

 

 


このような場合に、半円を2つ作成しそれらを合成することで、ポリゴン点数の制限を受けることなくひとつの部材として作成することができます。
まずアイコン等から部材合成のコマンドを実行します。合成を行いたい部材を複数選択し、最後にホイールボタンを押します。始めに選択した部材がその合成部材の親部材となり、選択した各部材のクラスが異なる場合、始めに選択した親部材のクラスが合成部材に適用されます。すでに存在する合成部材に他の部材を追加して合成を行うことや、合成部材の中にある一つだけを合成部材から切り離して除外する、合成部材を一括して分解することも可能です。
重量や体積、表面積等は合成した部材として合算されて正しく出力されます。

 

 

 

 

 

Image
HintAndTips_002.png

 



合成を行うと、子部材の形状のオブジェクトが表示されます。このオブジェクトを削除すると、その子部材自体が削除されます。このオブジェクトの表示は、ビュープロパティの表示設定で制御することができます。

 

 

 

合成後の重複箇所のマージ

合成する部材間に重複している箇所がある場合に合成を行うと、重複している箇所はマージされて合成されます。重量等もマージされた形状で集計されます。

 

 

 

 

 

Image
HintAndTips_003.png

 

 

合成後のプロパティの変更

部材を合成した後、ポリゴンプレートの板厚や、プロファイルを変更することができます。合成部材を選択すると、親部材の部材プロパティが表示されます。プロパティのダイアログで板厚等を変更すると、親部材に対してのみ、その変更が適用されます。親部材以外の部材の形状を変更するには、子部材の形状で表示されているオブジェクトをダブルクリックすると表示されるダイアログで変更します。

 

 

 

 

 

Image
HintAndTips_004.png

 

部材マーク、図面


部材の合成を行うと、一つの部材として扱われ、合成部材に対して一つの部材マークが割り当てられます。部材マークの頭マーク、開始番号は、合成部材内の親部材の設定が適用されます。
割り当てられた部材マークを元に、通常の部材と同様に単品図を作成することができます。
また、NCファイルも合成された形状で出力されますので、製作に活用することも可能です。

 

 

 

 

 

 

Image
HintAndTips_005.png

 

 

 





 

 

 

役に立ちましたか?